【世界の街角】まるで異次元の洞窟!スウェーデン・ストックホルムの地下鉄アートを巡る旅

スウェーデンの首都ストックホルムは、北欧最大の都市ながらも自然とモダンな建物が共存する美しい街。

ストックホルムの地下鉄駅は「世界一長い美術館」と呼ばれており、全長110キロの主要な駅には、個性的なアートが施されています。

地下深くの岩盤が剥き出し地下鉄駅は、まるで異次元の洞窟のよう。

駅ごとにまったく異なる個性的なアートが描かれており、一駅移動するごとに違う世界に辿り着いたような不思議な体験ができます。

それでは、ストックホルムの地下鉄アートを巡る旅へ出かけて見ましょう。

ストックホルムにある90カ所の地下鉄駅には、150名のアーティストによって制作されたアートが展示されています。

ストックホルムの地下鉄は、ブルーライン、レッドライン、グリーンラインが運行しており、今回ご紹介するのは、「ブルーライン10号線」の区間です。

ブルーラインの10号選は、ストックホルム中心部の王立公園すぐの「Kungsträdgården(クングストラッドゴーデン)」と郊外の住宅地エリア「Hjulsta(ユールスタ)」間を運行しています。

広大な範囲にある地下鉄アートは在住者でさえも把握できない程ですが、10号線は個性的なアートが密集しており、一日で見学できるオススメのルートです。

地下鉄の「Kungsträdgården(クングストラッドゴーデン)」駅は、名前の由来でもある王立公園の歴史を表現した地下庭園のアートが見どころです。

ストックホルムの地下鉄は地下の岩盤に掘ったトンネルが剥き出しの状態で、洞窟のような独特の世界観を表現しています。

驚くべきことは駅に飾られている石の彫刻の一部は、かつて博物館に所蔵されていたものが利用されています。

現在の地下鉄駅の場所にあったマカロス宮殿は火災で焼失し、残された遺物がアートに組み込まれています。

芸術と歴史が見事に融合した「Kungsträdgården」駅は、地下鉄巡りで外せないスポットです。

「T-Centralen(ティーセントラーレン)」はストックホルムの要となる駅。地下鉄のレッドライン、ブルーライン、グリーンライン、Stockholms Centralstation(鉄道のストックホルム中央駅)では、郊外や地方行きの電車が乗り入れます。

有名な地下鉄アートがあるのは、地下鉄「T-Centralen」駅の最下層のブルーラインのプラットホームです。

ストックホルムで最も人々が行き交うこの駅では、心が落ち着くよう青色が採用され、植物の絵柄や建設作業員の影が描かれています。

ストックホルム郊外の「Rinkeby(リンケビー)」駅は、地方で発見されたヴァイキング時代の洞窟をイメージしています。真っ赤な洞窟に太陽のような黄金のオブジェやモザイクアートが印象的です。

「Solna strand(ソルナストランド)」駅は、青空が描かれた大きなキューブがプラットホームの至る所に設置されています。無機質な空間に置かれた明るい空のオブジェは、見る人によって様々な印象を受けることでしょう。

10号線は平日の昼間の利用者が少ない為、ゆっくりと撮影することができる隠れたフォトジェニックスポットです。

過去と未来がイメージの「Sundbyberg(スンドゥビーバリ)」駅は、海に浮かぶ船のようなモダンアートと古い洞窟のような空間とのコントラストが印象的です。

プラットホームの一番端の壁には耳や鼻といったパーツの彫刻があるので、よく注目して見て下さい。


「Duvbo「(ドゥーボ)」駅は壁に化石のようなレリーフが施されています。遠い未来の姿か、もしくは違う世界なのかとイメージが膨らみます。


最後にご紹介するのは「Tensta(テンスタ)」駅です。

移民が多く暮らすこのエリアには、世界各国からの新しい住人を歓迎したアートが施され、他にも先史時代の洞窟や動物の絵が多く描かれています。

アートの一部には世界各国の言語が描かれており、国際都市のストックホルムを象徴する駅です。

最初にご紹介したKungsträdgården(クングストラッドゴーデン)駅から終点のHjulsta(ユールスタ)駅まで、直通電車で23分です。

ストックホルム地下鉄アートは電車に揺られながら、様々な世界観を体感できる不思議な空間。

貴方もストックホルムの地下鉄の旅へ出かけて見ませんか?

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