【世界の街角】世界遺産の大聖堂が眼下に!「聖ミカエル要塞」からクロアチア・シべニク最高の眺望を楽しむ

クロアチアのアドリア海沿岸、スプリット近郊にある小さな町・シべニク。

この町は、クロアチアを代表するルネッサンス建築で、世界遺産にも登録されている聖ヤコブ大聖堂があることで知られています。

白亜のドームが青空に映える聖ヤコブ大聖堂は、建設から500年近くたってもいまだ色あせることのない、シべニクのシンボル。

大聖堂があるレプブリカ広場を中心に、狭い路地と石段が張り巡らされた旧市街が広がっています。

そんなシべニクきってのビュースポットが、標高70メートルの丘の上に建つ聖ミカエル要塞。要塞からは、聖ヤコブ大聖堂はもちろんのこと、シべニクの町全体を見渡すことができます。

旧市街から要塞までは、聖ヤコブ大聖堂のあるレプブリカ広場から、階段や坂道をのぼって徒歩で行くことができます。広場を離れると途端に人通りが少なく、静かになりますが、ところどころに「Saint-Michael’s Castle」の標識があるので、それを目印に歩けば迷うことはありません。

ひっそりとした石畳の坂道には、「これぞヨーロッパの田舎町」といったのんびりとした風情が漂い、心がほっと安らぎます。

坂をのぼり切ると、堅牢な外壁に囲まれた聖ミカエル要塞が目に入ってきます。

ここは、有史以前から人が生活していたいう古い歴史をもつ場所。要塞は11世紀ごろから存在していたとみられていますが、現在の姿になったのは15~17世紀にかけてのことです。

今ではほとんど外壁だけが残る遺跡のような姿をしていますが、要塞の内部には15世紀のパン窯跡も残っており、わずかながらもかつての様子を垣間見ることができます。

要塞の上部は360度シべニクの町を一望できる恰好の展望台。ここはコンサートなどのイベント会場としても使われており、開放的な屋外の空間にずらりと座席が並んでいます。

外壁に沿って要塞の上をぐるりと歩き、さまざまな角度からシべニクの町並みを眺めてみましょう。

アドリア海に面した中世の面影を残す旧市街、山すそに広がるオレンジ屋根の住宅街、日常感が漂う漁港・・・旧市街を歩くだけではわからなかった、シべニクのさまざまな表情が見えてきます。

なかでも目に焼き付けておきたいのが、青いアドリア海と白亜の聖ヤコブ大聖堂、オレンジ屋根の建物が織り成す色彩のコントラスト。

優雅でありながらもどこか素朴な景色は、アドリア海沿岸の小さな町ならではの優しい風景です。海の上をボートが行き交う様子を眺めながら、ゆっくりと流れる時間に身を任せてみては。

世界遺産の聖ヤコブ大聖堂を抱くシべニクの優しくてあたたかい風景は、きっとあなたの心を安らぎで満たしてくれることでしょう。

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