【京都文化財特別公開】日本で2番目に設立された歴史ある「京都大学 花山天文台」を見学しに行こう

京都市山科区の東山連峰の山中に位置する「京都大学 花山天文台」。昭和4年、日本で2番目に設立された大学天文台です。京都市観光協会が毎年開催する「京の夏の旅」の一環として、7月8日〜9月30日まで特別公開を行なっています。

80年以上もの歴史を誇る花山天文台は、施設建造物や望遠鏡に博物的価値がありながら、現在も最新天文学の研究の場として観測が続けられています。

直径9mのドームがある本館には、国内3番目の大きさの45cmの屈折望遠鏡があり、そのレトロで重厚なつくりは天文台の歴史をダイレクトに感じることができます。

本館からは、山頂の施設ならではの眺望を楽しむこともできます。

また、開設当初は子午線館と呼ばれていた「歴史館」は、大正から昭和の洋式木造建築として貴重なもので、館内には天体観測資料などが展示されています。

歴史館は3部屋に分かれており、西から天文台歴史室、天体・時計室、太陽 スペクトル室として、展示しています。

通常では見ることができない80年以上もの歴史ある「京都大学 花山天文台」を見学できるのは9月30日まで。この夏の思い出にぜひ京都観光のスケジュールに入れてみてはいかがでしょうか。

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施設名 京都大学 花山天文台
住所 京都市山科区北花山大峰町(東山ドライブウェイ内)
特別公開期間 平成29年7月8日(土)~9月30日(土)
時間 10:00~16:00
料金 大人 800円 小学生 400円
京の夏の旅HP http://www.kyokanko.or.jp/natsu2017/