静岡市・梅ヶ島コンヤ温泉「大野木荘」にて奥田政行シェフ考案の「秘湯のわさびパスタ」を味わおう

静岡市の北部、南アルプスの麓に位置する「梅ヶ島温泉郷」。総面積90平方キロメートル、2000メートル級の雄大な山々に囲まれたこの温泉地は、あの武田信玄も癒された秘境の温泉地です。

1700年の歴史を誇る秘湯「梅ヶ島温泉郷」は、梅ヶ島温泉、梅ヶ島新田温泉、梅ヶ島金山温泉、梅ヶ島コンヤ温泉、4つの温泉の総称で、2017年5月に環境省「国民保養温泉地」に指定されました。

今回ご紹介するのは、梅ヶ島コンヤ温泉に属する1日7組限定の宿「大野木荘」。

玄関を入ると畳の廊下、畳のロビーにはジャズが流れ心地よい空間となっています。

・強アルカリ温泉・露天風呂

まず宿といえば欠かせないのが温泉。「大野木荘」の露天風呂は初代の主人が手造りしたとのこと。毎日自身が露天風呂に浸かり、石の角度から腰掛け具合、浴槽の深さ、お湯の温度など20年研究して完成したのだそう。

特長は、ずばり「強アルカリ温泉」。天然化粧水成分をたっぷり含んだ濃い泉質。アルカリ泉は余分な皮脂を取り除き角質を柔らかくする働きがあるため、湯あがり後の肌の水分を失うことなく、すべすべと滑らかな素肌を作ります。

その他、慢性婦人病や慢性消化器病、アトピー性皮膚炎などに効能があります。

宿泊は、一人1泊2食付で12,000円からできます。また、宿泊だけではなく、食事と入浴が楽しめる日帰りプランや入浴のみも可能です。

・十枚山の間(25畳・トイレ・洗面・冷蔵庫付き)

2階に位置する十枚山の間。2015年3月にリニューアルした部屋は、まるで城を彷彿させる雰囲気。「十枚山」とは、梅ヶ島を誇る双子の山を連想して名前を使ったのだそう。無線LAN。Wi-Fi完備でインターネットができます。

・東峰の間<(16畳 トイレ・洗面・冷蔵庫付き)

同じく2階に位置する東峰の間も2015年3月リニューアル。部屋名の由来は梅ヶ島の代表的な山。無線LAN。Wi-Fi完備でインターネットができます。

宿泊、日帰り入浴時の食事に利用できる部屋。大野木荘でしか味わえない梅ヶ島の食材で、季節ごとの旬の食材を使った料理を楽しむことができます。

・囲炉裏での夕食は1日1組限定(別料金・要予約)

特別室「囲炉裏の間」。夕食時囲炉裏の間にて食事をすることができます。こちらは要予約・別料金となります。

・奥田政行シェフ考案の「秘湯のわさびパスタ」

大野木荘に来たらぜひ食べていただきたいのが、梅ヶ島温泉郷の国民保養温泉地指定を記念して新開発を始めた「秘湯のわさびパスタ」。梅ヶ島食材とイタリアンが融合したメニューを、イタリアンシェフの奥田政行シェフが考案しました。奥田シェフと協働して、梅ヶ島わさびを取り入れたパスタが完成。

地元のわさびを直に入れてたっぷりとすりおろした「秘湯のわさびパスタ」。すりおろすとねっとりするのが特徴の梅ヶ島産のわさびを使用しています。

パスタはすりおろしたわさび10グラムと同量のバターを合わせたもので味付けをしています。パスタに混ぜ合わせるわさびの茎は、75度以下の湯にさっとくぐらせビニール袋に移し、上から叩くことで「カラミ」を出しています。それを天日干しの塩で味を整え、隠し味に醤油を加えています。

食べるとまるでチーズのような風味と同時に、わさび特有の辛さが鼻から抜け、しっかりとわさびの香りを感じることができます。

わさびの茎や、すりおろした根をたっぷりたっぷり使って作るパスタは、梅ヶ島でなければ味わうことができないので、大野木荘に来た時は、ぜひ食べてみてください。なお「秘湯のわさびパスタ」は、入浴利用者と宿泊者のみの提供です。

「秘湯のわさびパスタ」は、同旅館以外に、梅ヶ島温泉郷エリアにある「民宿志むら」、「こんや銘酒館」にて提供しています。これからの季節は温泉巡りをしたくなるもの。少し静岡市内から足を伸ばして梅ヶ島コンヤ温泉でゆっくり休んでみてはいかがでしょうか。

Post: GoTrip! http://gotrip.jp/ 旅に行きたくなるメディア

施設 大野木荘
住所 静岡市葵区梅ヶ島4269-10
営業時間 チェックイン15:00 チェックアウト10:30
宿泊者入浴時間 6:00〜23:00
日帰りプラン 「秘湯のわさびパスタ」+入浴(2時間) 2160円〜 ※要予約
        入浴のみ可 1時間540円
宿のHP http://o-nogi.jp