なんだこれ!? シンガポールで買い物をすると見慣れないお札が混じっている!!

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海外旅行に行けば、必ず必要なのが両替である。いくらクレジットカード社会になっても、現金を持ってないと心配である。旅行者向けに海外の通貨が使えるお店もあるが、基本的に現地の通貨を使うのが常識だ。

ところが、他国のお金が現地の通貨に混じって流通している国もある。そのひとつとして有名なのがマカオ。ここでは、香港ドルを等価で使用することができる。だが、ほかにも同様(?)の国がある。シンガポールだ。


シンガポールでは、シンガポールドルを使うのが普通だ。ところが商店によっては、10シンガポールドル札に混じってオレンジ色のお札を渡される場合がある。

初めてそのお札を見た人は、シンガポールには色々な種類のお札が存在するのだと思うかもしれない。もしくは、偽札だと思ってしまうかもしれない。しかしそのお札は偽札ではない。

そのオレンジ色のお札は、なんとブルネイのお札なのである。シンガポールでは、ブルネイの10ドル紙幣が共に流通しているのだ。ブルネイドルとシンガポールドルの為替レートは固定されている。よって等価で使用することが可能である。

シンガポールでブルネイドルを使用したり、または逆にブルネイでシンガポールドルを使用しても大丈夫。ブルネイとシンガポールは通貨協定を結んでいるため、安心してお札を使用する事が可能なのだ。しかしながら、コインは対象外なのでご注意を。

ちなみに、日本に帰国後、ブルネイ紙幣を日本円に両替しようとすると断られることがある。基本的に外貨を両替している日本のショップはブルネイドルを扱っていないのだ。あもしブルネイドルをお持ちなら、使い切ってしまうことをオススメする。

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Post: 津津地
Photo: GoTrip!