不発弾を溶かしたアルミから作られたスプーン、イヤリング、ペンダント!
|2014年5月24日・25日と2日間に渡って開催された、ラオフフェスティバル2014。とてもたくさんの人が来場し、微笑みの国ラオスに身近に触れる事ができるイベントで、ラオスの民族舞踊をはじめ、ラオフのビール、飲み物、食べ物など、ラオスの文化にたくさん触れる事ができる楽しいイベントだ。
このラオフフェスティバル2014の会場で、不思議なスプーンを発見した。スプーンを売っていたfabrica fabricoの店長にお話を伺ってみると「ラオスの地中に埋もれている不発弾から作られたスプーン」なんだとか!
このプロジェクトを、お店のfacebookから引用
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1964年から1973年の9年間に渡って繰り広げられた第2次インドシナ戦争で、ラオスは世界で一番多くの爆撃を受けた国となりました。アメリカ合衆国が投下した爆弾の数は200万トンにもおよび、その不発弾を処理するのに、約800年かかると言われています。今もなお、ラオスの土地には多くのクラスター爆弾(ボンビー)が埋もれています。
この不発弾の被害で、多くの人々が命を落としたり、負傷したりしているだけでなく、農地として使用することすら危険が伴っているのです。子供たちも安心して遊ぶ事ができないでいます。
ラオス東北部のナピア村では、この不発弾を溶かしたアルミをアップサイクルして、村人がプロダクトを作っています。戦争の“負の遺産”である不発弾を、スプーンやブレスレットに変える事で、作り手の家を、村の発展を、不発弾の除去をサポートしていけるのです。
【From Bombs To Peace】爆弾から平和へ
【fabrica fabric】は、ナピア村の作り手が一つ一つ作った不発弾プロダクトに平和のメッセージを刻んで、お届します。
Wear the story, change the future.
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不発弾から作られた、スプーンもブレスレットも想像以上に、とても軽い。そして、イヤリングとペンダントは、爆弾の形で、色々訴えてくる。いろいろ考えさせられる。
不発弾を溶かして作られたイヤリングとペンダント
旅好き!布好き!雑貨好き!旅する雑貨屋【fabrica fabrico】