インドの軽井沢と呼ばれるウーティの町! そこでインド人はどう過ごすのか

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インドでは都市の喧騒、聖地、生活、食べ物と見所が満載ですが、インド人にとっての観光地・行楽地はどうなのでしょうか。

今回はその一部をインド・ウーティからお伝えします。

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ウーティは、タミル・ナードゥ州の北部、高原地帯に囲まれた南インドで最も有名な避暑地。19世紀始め、イギリスが当時のマドラス政庁を夏の間に移転させるために築いた街でした。

かつてに比べ、中心部はすっかり人口密度が高くなりましたが、数キロメートル離れれば、静かな丘の絶景、主要産業の紅茶畑が広がっています。平屋建ての石造りのコテージや、優美な花園が併設した宿もあり、とてもロマンチックです。

何よりも、夏でもセーターを着用するくらい涼しい!30℃を超えることも滅多になく、このため、4月から6月は非常に混雑します。セントバーナードだって生活できるくらい。

旅に疲れたら立ち寄る人も多く、インド人にも大人気のスポット。バンガロールやチェンナイ、その他の複数都市から長距離バスが出ています。行きか帰りのどちらかは世界遺産にも登録されているニルギリ高山鉄道に乗ることをおすすめ。詳しくはこちら(https://gotrip.jp/2014/07/7362/)の記事で。

ただ、このウーティ、快適なだけじゃない。至る所に突っ込みどころがあります。コテコテのロマンチックにならない(なれない)のは、さすがインドです。今回は、そんな一面もご紹介。

植物園
1848年に設立され、今も手入れが行き届いています。巨木や低木の原生林、緑豊かな花園もあり、植物マニアを楽しませます。植物園のメイン動線に沿って、グリーンを動物のような形状に象って飾られています。

これらのグリーン造形の形状が何を意味するのかは不明。利用者は何食わぬ顔で見過ごしていたので、タミルナード州特有の何かを意味していたのかもしれません。また異様に低いベンチや、プリンターと発電機持参のカメラマンも、非常にユニークな情景です。

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スレッドガーデン
ウーティ湖の遊園地から道路を挟んですぐの所に、“世界初“”奇跡の体験“といった文字の並んだスレッドガーデンがあります。筆者が訪れた際は、ドナルドのような着ぐるみが踊って手招きをしていました。

館内では、50人の制作者が12年の彩月を費やして作り上げた、手紡ぎ糸を使用した精巧な植物の数々を見られます。奇跡は言い過ぎかもしれませんが、入場料も10ルピーなので、一度覗いてみる価値はあります。

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ドダベッダ展望台
この地区で一番標高の高い場所(2633m)にあり、周囲の山々や平地を一望できます。現地人にも非常に人気のスポットで、大量のお弁当をこしらえてピクニックに来ています。警察官も職務を中断し、似顔絵を描いてもらっていました。

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ビュー系列ホテルの強さ
ウーティの街中では、やたらとHotel Lake Viewやら、Hotel Mount Viewのホテルの看板を見かけます。リキシャーに乗っても、これらを勧められます。トリップアドバイザーなどでも上位にランクイン。

なぜここまでイチオシなのかは泊まっていないので何とも言えませんが、他にも素敵なロッジがたくさんあるので、行かれる方はぜひ視野を広げて、満足のいく滞在をしてください。多少値段は高くなりますが、ヒル・リゾートや、サヴォイ・ホテルなど、この土地ならではのクラシカルな宿もあります。

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ウーティ湖
人造湖であるウーティ湖では、様々なボートを体験できます。周辺は、公園になっていて、中にはお化け屋敷やらジェットコースターのようなものがあります。着ぐるみもいますが、ベンチを占領し、サボり気味。

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ジョリーワールド
湖とバス停の間にある遊園地には、出店、乗り物、スライドショーなどのアトラクションが並んでいます。中でも森の中を走るゴーカートが人気な模様。筆者が訪れたときは改装中でした。ミッキーもどきの絵がペイントされています。改装後が楽しみです。

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この記事で紹介した以外にも、トレッキングや乗馬など様々なアクティビティを楽しめます。もちろん、豊かな自然の中に身を置くだけでも、とても豊かな時間を過ごせます。

幻想的な森と霧に囲まれた、またひと味違ったインドの体験が、ここにあります。

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By Shoko
Post: GoTrip http://gotrip.jp
Via:Focuztours
Via:Ooty Hill Resort
Via:Savoy Hotel