まるで「もののけ姫」の世界!屋久島で自然の神秘を味わう旅に出かけてみた
|豊かで美しい太古の自然の残る鹿児島県屋久島。そこはまるで「もののけ姫」の世界のよう。
自然の神秘を味わう旅は、有名な縄文杉までの4-5時間程度の道のり。
スタートはトロッコの線路上のなだらかな道を行きます。
トロッコはかつて林業が盛んに行われていた頃に用いられていたもので、今でも登山道の整備などのために使われている現役の線路です。
歩いていると野生のヤクシカが登山道を横切って行ったり、そのままゴクゴクと飲めるおいしい湧き水スポットなどもあり、長い歴史を経てはぐくまれた自然を五感でフルに味わうことができます。
トロッコ道が終わると少し険しい山道に入って行きます。このあたりから見える景色に屋久杉の数が増えてきます。
切り株の中から見上げるとハート形が見える有名なウィルソン株、縄文杉の発見までは最古の屋久杉と言われた圧巻の大王杉など見所がたくさん。
そして長い長い道のりの最後に、ようやく縄文杉が見えてきます。
縄文杉は途中見て来た屋久杉が細く感じられてしまうほど、他の杉とは全く違う迫力を放っています。片道11キロとかなり体力のいる登山ですが、その価値はあります。
体力に自信のない人は、もののけ姫の森のような一面苔が広がる森で有名な白谷雲水峡がオススメ。こちらは2〜3時間で散策できるコースで、たくさんの屋久杉に出会うことができます。
「雨がひと月に35日降る」と言われるほど雨の多い屋久島。天気の都合上、登山できない日や島へのアクセスである飛行機が飛ばない事などもあるので、日程に余裕を持って行くのがオススメです。
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