【世界のグルメ】チュニジア・トズールにあるベルベル人が作るピザがウマすぎる件

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日本でもおいしいファストフードとしてその地位を確立しているピザ。世界中に様々な形のピザが存在し、またピザとは呼ばれていないものの、ピザのような食べ物がある。

今回ご紹介するのは、壮大な歴史と共にヨーロッパおよびアラブ・アフリカ地域で生き残って来た民族「ベルベル人」が作るピザだ。

彼らが作る絶品のピザについて、チュニジアはトズールにて現地取材を行った。

場所は現地の方々がすむ住宅街。そんな住宅街の中に人だかりが確認できる。そう、この場所こそ、ベルベル人のピザを食べる事ができるお店、その名も「ベルベル・ピザ」だ。

ここのピザは欧米の製法とは違い、鉄板で焼いて作られる。

注文を受けてから生地をこね、その間に少しピリ辛のタマネギなどの野菜たっぷりのソースを挟み込む。

そのナンやチャパティのような生地を鉄板の上でこんがりと焼くと、ベルベル・ピザの出来上がりだ。

じっくりと中火で焼かれた生地は、小麦のもつ本来の強い香りがして、非常に香しい仕上がり。

また中に忍ばされたこの店オリジナルの野菜のピリ辛ソースは生地によってやわらかく暖められており、非常に味わい深い。

砂漠の民として悠久の歴史を生き抜いてきた、歴史そのものを強く感じられるベルベル・ピザの味わいは、世界中のどこでも食べる事ができない、素晴らしい味わいだった。

チュニジアのトズールに行った際には是非、味わってみてほしい。きっと、その芯の強い味わいに、衝撃を受ける事間違いなしだ。

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