ドイツはスイーツ天国!安くておいしいケーキでコーヒータイムなんていかが?

まだまだ寒い日が続くドイツ。

この時期にドイツへ旅行される方は、あまりの寒さにカフェで休憩がてら暖を取る人も多いのではないでしょうか?

今回はそんな休憩のお供にぜひ食べて頂きたいケーキの紹介です。

ドイツと言えばビールにソーセージ、ジャガイモ料理ばかりというイメージを皆さんは持たれるかもしれません。しかし実はドイツ人は甘いものが大好きです。

カフェのショーケースにはずらりと美味しそうなケーキが並び、1人でケーキを食べに来ている人の姿もちらほら見かけます。特に年配の方の姿をよく見かけるのですが、おじいさんが新聞を片手にケーキをほおばっている姿は、どことなく微笑ましいものです。

ドイツのケーキの特徴は、その大きさと安さ、そして素材の味を活かしているという点です。日本のケーキの2倍はあろうかという大きさのものが2~3ユーロほど、日本円で300円ちょっとしかしないのです。

そして肝心の味も、素材を生かした飽きの来ない味わいです。欧米のケーキは甘すぎるのではないかと思われるかもしれませんが、ドイツのケーキは甘さもほどほどに抑えられています。なので1カットが大きいとはいえ、女性でもぺろりと食べてしまえるのです。

・定番はチーズケーキ

大体どこでも見かけるのがチーズケーキ。しかしドイツのチーズケーキでは、クリームチーズの代わりにクヴァルクという水切りヨーグルトに似たものが使用されています。そのため味がかなりあっさりとしています。

一言にチーズケーキと言っても、表面をキャラメリゼしてあるものから、シュトロイゼルで覆われているものまで、チーズケーキだけでも何種類もあります。

・季節のフルーツをふんだんに使用したケーキ

素材の味を活かすドイツのケーキでは、季節ごとに旬のフルーツをふんだんに使います。例えば初夏になればベリーを使ったものが登場するほか、ルバーブやチェリー、秋ごろになるとプラムを使用したケーキがショーケースを彩ります。

・地域ごとの特別なケーキ
地域ごとにも、その地と縁の深い特別なケーキがあります。例えば黒い森のさくらんぼケーキは、その名の通り黒い森をイメージして作られたケーキです。キルシュがだいぶ効いているので、お酒の弱い方が食べればほろ酔い気分になるかもしれません。

またドレスデンで有名なのがアイアーシェッケ。これはフワフワしたカスタードの様な味と食感が特徴的な、素朴な味わいのケーキです。

他にもフランクフルター・クランツはその名の通りフランクフルトを代表するケーキです。

・パン屋さんのケーキ
ドイツではパン屋さんでもケーキを買う事ができます。カフェのものに比べて、こちらではデコレーションがない焼きっぱなしのケーキが主です。生クリームなどが乗っているケーキもたまにありますが、包装が簡単ですぐに崩れてしまうので持ち帰りにはあまりお勧めではありません。

パンを買う機会があったらショーケースの中も覗いてみてください。

素材の味を活かし、自然な味わいがするドイツのケーキ。一口食べればあなたの顔にも笑顔がこぼれるはずです。食べやすいとはいえ、食べすぎにはご注意を。

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