正直な有吉さんも絶賛したウマいカレーパンを食べに行こう!元祖カレーパンのお店「カトレア」
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江東区森下。江戸時代から深川神明宮の門前町として栄えてきた場所で、いまでも下町風情が多く残る町並みを楽しめる場所の1つ。
やはりそんな場所には名店と言われるお店がある。今回ご紹介するのは、元祖カレーパンのお店「カトレア」。
実はこちらのお店、フジテレビの人気番組「有吉くんの正直さんぽ」でも紹介された、正直な有吉さんも絶賛したカレーパンなのだ。
・本当に元祖
「元祖」と名前がつくと少し眉唾なお店もある場合があるが、こちらのお店は本当の元祖。当時「名花堂」(現在のカトレア)2代目の中田豊治さんが1927年に実用新案登録した洋食パン、これこそがカレーパンの起源となっている。
その新案は「具の入ったパンをカツレツのように揚げる」という主旨であり、「カレーの言葉は全く含まれていないものの、当時「洋食の2トップ」であったカレーとカツレツを取り入れたパンを思いつき、2代目が開発したのだ」と現在のご主人(5代目)は語っているとのこと。
・作り立ての時間をチェック
やはりカレーパンは作り立てが一番ウマい。特に寒い冬は、口の中をやけどしてもいいから、あっつあつでカリッカリのカレーパンを頬張って、カレーパンを味わいたい。そんな方にチェックしていただきたいのがカレーパンのできあがり時間だ。こちらのお店は午前7時、11時、そして午後3時にカレーパンが出来上がる。作り立てのタイミングを見計らって訪れたい。
・辛口のカレーパン
実はこちらのお店、2種類のカレーパンが存在している。辛口のカレーパンと普通のカレーパンだ。辛口のカレーパンは丸い形をしており、中のカレーが非常にスパイシーな味わいとなっている。外側のカリっとしてパンの歯触りと、スパイシーなカレーとが非常にマッチしており、衣となっているパンからは小麦の香りと甘みが広がり、より辛口のカレーの味わいを際立たせている。
・甘口のカレーパン
甘口のカレーパンはラグビーボールのような形をしており、中のカレーは野菜のやさしいウマミと甘みがたっぷりと引き出された味わい。こちらも外側のカリっとしたパンの歯触りが心地よく、甘みとウマミをたっぷりと感じながらも、じわじわっと後から少しカレーの味が広がっていく、というあとひくウマさなのだ。
まだ春にはほど遠い季節だが、出来立てアッツアツのカレーパンを頬張りながら、下町を散策してみてはいかがだろうか?寒いからこそより強く感じられるそのウマさに、冬の街歩きも悪くない、そんな気持ちになってしまうことだろう。
そしてそんな冬の街歩きでは、粋な街で育まれたカレーパンとはまた別な、味わい深いお店を発見できるにちがいない。
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お店 カトレア
住所 東京都江東区森下1-6-10
営業時間 7:00~19:00/8:00~18:00(土・祝)
定休日 日曜日(月曜の祭日)