【日本麺紀行】奥久慈シャモのスープを心ゆくまで堪能しよう / 東京都日本橋茅場町の「雷鳥(サンダーバード)」
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奥久慈シャモという鶏をご存知でしょうか?鶏肉に詳しい方ならご存知かもしれませんが、「奥久慈シャモ」とは、茨城県畜産センターが、ロードアイランドのメスとシャモのオスを掛け合わせて作り出した素晴らしい鶏のこと。
奥久慈シャモは、専用の良質なエサを与えられ、ストレスフリーな奥久慈の大自然に包まれた環境で、一般的な鶏と比べて約3倍もの期間をかけ大事に飼育されます。
そのため全国特殊鶏味の品評会で第1位を獲得したこともあるほどの有名な鶏となっています。
そんな貴重な鶏のガラから抽出した奥久慈シャモのスープを堪能できるラーメンがあります。
今回ご紹介するのはそんな絶品スープが自慢のお店、茅場町の「雷鳥」(サンダーバード)です。
・スープが最高
すでにご紹介した最高の鶏の1つといってもいい奥久慈シャモをふんだんに使ったスープはどこまでもクリアな味わい。ファーストインプレッションはアッサりでクリアな醤油スープ、しかしグググっ!と力強い奥久慈シャモの味わいを感じる事ができます。いくら飲んでも飽きのこないそのスープはラーメン以外にも牛すじ丼をお茶漬け風に楽しむ事もできます。
・麺が自家製
スープだけではラーメンは成立しません。もちろん麺もしっかりと考えられています。アッサリながらもシャモの力強い奥行きのある味わいに負けないよう、こちらの麺は太めでゆるくウェーブがかかった麺。ふわっとした口当たりながら、しっかりとコシのある麺にしっかりとスープが絡み、絶品のスープの味わいを増幅させてくれます。こちらの自家製麺も、他ではなかなか味わう事ができない味に仕上がっています。
・チャーシューやメンマもうまい
これだけスープと麺にこだわっているお店だからこそ、ラーメンの具にも抜かりがありません。チャーシューは注文を受けてからバーナーで炙られているため、非常に香ばしく仕上がっています。メンマも極太でありながら、しっかりと味が染みており、メンマの歯ごたえもたっぷりと楽しむ事ができます。
・牛すじ丼が激ウマ
ラーメンだけだとお腹がすいてしまう、という方にオススメなのが牛すじ丼。トロットロになるまで煮込まれた牛すじをご飯の上に載せれば、それは言わずもがな美味しいに決まっています。もちろんそれだけでもいいのですが、さらにオススメしたいのが、この牛すじ丼にラーメンスープを加えてお茶漬け風に頂くというスタイル。このスタイルでは、牛すじとシャモスープ、つまり牛と鶏のダブルのウマミを堪能する事ができます。
・牛すじ丼をチャーシューで巻く
さらに上級者になるとチャーシュートッピングを注文するそうです。炙られた香ばしいチャーシューをシャモスープであたため、それを牛すじ丼の上にのせて食べる。つまり、チャーシューで牛すじを巻いて食べる、ということになります。そうする事により、チャーシューで豚、牛すじで牛、シャモスープで鶏と三位一体の最高の肉トリオのウマミを堪能することができるのです。
いかがでしょうか?奥久慈シャモのウマミを最大限に引き出した最高のスープで自家製麺を味わう事ができるお店、寒い冬に体も心も温めてくれる、そんなラーメンに出会う旅に出かけてみてはいかがでしょうか?
Post: GoTrip! https://gotrip.jp/ 旅に行きたくなるメディア
お店 ラーメン雷鳥 (サンダーバード)
場所 東京都中央区日本橋小網町4-4 カネカビル 1F
営業時間 11:00~14:00 / 17:00~22:00
定休日 日曜、祝日
Via: ラーメン雷鳥 (サンダーバード) https://www.facebook.com/ramen.thunderbird