【世界で最も素敵な瞬間】ハンブルグにある世界最大の赤レンガ倉庫街の夜景


ドイツを流れるエルベ川沿いにある大都市・ハンブルグは、中世から自由貿易連合体であるハンザ同盟の重要な貿易港として栄え、現在もドイツ最大の港湾を持つ街です。

ヨーロッパの物流を支えるため、19世紀後半には港沿いに広がる運河の周りには、多くの赤レンガ倉庫が建築され、世界最大のコーヒー・ココア・香料・絨毯などの取扱港となりました。

今でも多くが当時の姿のまま残っており、赤レンガ倉庫街としては世界最大の規模です。

実は日本の横浜の赤レンガ倉庫街に比べると約5倍の広さがあるのだとか。

この美しいゴシック建築の赤レンガ倉庫の街は、今年世界遺産にも登録されました。

今ではその多くが倉庫としては使われなくなり、現在では人々を魅了する海洋博物館、様々なジオラマを展示する博物館・ミニチュア・ワンダーランド、コーヒー博物館など、様々な博物館と様変わりしています。

また、かつての取引品の一つであったコーヒーをつかったカフェとして、赤レンガ倉庫内で営業しているお店も多くあります。

ハンブルグ港からは、観光ボートに乗って運河を巡りながら、赤レンガ倉庫街を鑑賞することも可能です。

オススメはライトアップが始まる夕暮れ時。運河に赤レンガ倉庫街の夜景が反射し、一日で一番ロマンチックな時間が流れる、世界でもっとも素敵な瞬間の一つです。

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