【台湾グルメ】台南名物の「サバヒー粥」をいただける名店「阿憨鹹粥(アーハンシェンジョウ)」に行ってみた。
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台南市は台湾島で最も早くに開けた古都で、寺院や廟など史跡が数多く点在することから「台湾の京都」とも呼ばれ、台湾の古都として多くの人々から愛されています。
1949年に台北が首都となるまで、長い間台湾の中心地であった台南は、日本統治時代の建物も多く、「古き良き日本」と台湾独自の歴史が融合した街並みは、多くの旅行者を魅了する場所でもあります。
そんな台南には、台湾グルメの発祥とも呼ばれる名店も数多く存在し、台湾のグルメを語る上で台南は絶対に欠かせない地域ともいえます。
今回は、その台南を代表する名物料理「サバヒー粥」とその名店「阿憨鹹粥(アーハンシェンジョウ)」を紹介します。
・台湾で人気No1の魚「サバヒー」
日本ではあまり聞き慣れない名前の魚「サバヒー」。ニシンやイワシに近い形態をした魚で、身は脂も乗っていて、台湾の人々の間では非常にメジャーな魚です。台湾ではサバヒーの養殖も盛んに行っており、特に台南地域はサバヒーの一大養殖産地として有名です。そのため台南には新鮮なサバヒーを使った料理も数多くあり、中でも「サバヒー粥」は台南を代表する名物料理。台南に行ったら絶対に食べておきたいグルメの一つです。
・地元の人々から愛される名店
「阿憨鹹粥(アーハンシェンジョウ)」は、台南で50年以上続く伝統のあるお店。オーナーである阿憨おじさんによって、中国・福建省に伝わる伝統の方式で作りあげた「サバヒー粥」は、地元の人々に愛され続ける一品です。新鮮で美味しいサバヒーを求めて、毎朝のように朝食を食べにくる常連さんもいるのだとか。
・台南名物の「サバヒー粥」
お店でも大人気の「サバヒー粥」(「虱目魚肚粥(シームーユードゥージョウ)」)は、サバヒーだけでなく、牡蠣も入っている贅沢な一品。お粥というよりは、お茶漬けに近いような料理で、サバヒーや牡蠣の旨味が凝縮された極上のスープが堪能できる。メインであるサバヒーの身は、淡白な味わいながらも、しっかりとコクもあり、毎日でも食べたい美味しさです。テーブルにある豆板醤は、甘辛い味付けでサバヒー粥にもよく合うので、途中で少し入れて味を変えてみるのもオススメです。
台南名物「サバヒー粥」は、台南に行った際は絶対に食べておきたい一品です。
いや、むしろ「サバヒー粥」を食べるためにも台南に行くべき。
と言っても過言ではないほど、オススメの台湾グルメです。
台湾へ旅行する際は、台北だけで終わらせるのではなく、台南にも足を伸ばして新鮮で美味しいサバヒーを堪能してみてはいかがでしょうか?
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お店 阿憨鹹粥(アーハンシェンジョウ)
住所 台南市公園南路169号
営業時間 6:10~22:00
定休日 なし
お店のHP http://www.a-hang.com.tw/(中国語のみ)