ポスト築地で注目の足立市場で味わう絶品の蕎麦!そば処「たけうち」の名物「ねぎまそば」


都内唯一の水産物専門の中央卸売市場、「足立市場」。

築地市場の五分の一程度の小さな敷地ではありますが、極上のマグロから普段あまり見かけないような珍しい魚まで、幅広い魚介類が揃う、多くの食のプロたちが認める魚市場。

そんなプロが足しげくかよう「足立市場」には、築地同様必然的に高いレベルの市場グルメが提供されています。

そんな「足立市場」の名物といってもいいほど有名なのが、今回ご紹介する魚河岸食堂の一角にあるそば処「たけうち」の「ねぎまそば」。

・魚河岸食堂のそば処
足立市場の入り口横には、プロの飲食店の方だけでなく一般のお客様も利用可能な魚河岸食堂と呼ばれるエリアが広がっています。足立市場の新鮮な食材を使ったグルメをいただくことができ、市場の人々だけではなく足立市場を訪れる人からも大人気の食堂街、それが「魚河岸食堂」です。その魚河岸食堂の一角にあるのが、そば処「たけうち」。店内は4人掛けのテーブルが4つのみ並ぶ質素な造りですが、朝早い時間帯には市場で働く人々が次々に訪れる隠れた名店です。

・「ねぎまそば」とは?
焼き鳥ではおなじみの「ねぎま」ですが、「ねぎま」の本当の由来は「ねぎ」と「まぐろ」で「ねぎま」だということはご存知でしょうか。もともと「ねぎま」とは鍋料理の一種で、ねぎとまぐろを煮込んだ料理。江戸時代においては、まぐろは赤身部分が重宝され、トロの部分は需要も少なく捨てられてしまっていました。そのトロの部分を活用するために生まれた庶民料理が、本来の「ねぎま」なのだそうです。

「たけうち」では、その「ねぎま」を2年の歳月をかけて、そばに合うようにアレンジ。そうして完成されたのが、関西風のあっさりとしたダシにメカジキの旨味が溶け込んだ「ねぎまそば」。

千住は日本で唯一の長葱だけを取り扱う市場があるなど、ねぎでも有名な地域。そこに足立市場の新鮮な魚介を加えた「ねぎまそば」は、まさしく足立市場の名物とも言うべき逸品と言えます。

・土曜限定の「あんつけもち」
「たけうち」で見逃せないもう1つのメニューが、土曜日限定で販売されている「あんつけもち」。

40年振りに復活を遂げたという「あんつけもち」は、焼いたお餅の上に「こしあん」をたっぷりと乗せたボリューム満点の和スイーツ。

香ばしく弾力のあるお餅と上品でほどよい甘さのこしあんは相性バツグンで、「ねぎまそば」を食べた後のデザートにもオススメの逸品です。

ポスト築地で注目を集める足立市場が誇るそば処「たけうち」で、2年もの歳月を重ねて完成された、ねぎとメカジキの深い味わいの「ねぎまそば」を味わってみてはいかがでしょうか?

もし土曜日に訪れるのであれば、素朴な甘さが癖になる逸品「あんつけもち」もお忘れなく。

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お店   たけうち
住所   東京都足立区千住橋戸町50 足立市場内
営業時間 6:00~14:00
定休日  日曜・祝日・水曜不定休(足立市場に準じる)



























この記事のお店・スポットの情報

お店・スポット名 : たけうち

住所 : 東京都足立区千住橋戸町50 足立市場内