ニュージーランド北島のロトルア・土曜朝市でローカルに混じって買い食いを楽しもう!

ロトルア(Rotorua)は、ニュージーランド北島にあるロトルア湖の南岸に位置する都市で、ニュージーランド北島を代表する観光地として知られています。

環太平洋火山帯上に位置するロトルアは地熱活動が活発で、泥火山や、噴き上がる間欠泉、温泉で有名です。あちこちに天然温泉が湧き、湯煙が立ち上っている場所があり、硫黄のにおいが鼻をくすぐります。

そのロトルアの市内中心部から歩いて数分のところにある「KUIRAU PARK(クイラウ・パーク)」は、公共の地熱公園で、大きな温泉池や沸きたつ泥沼、温泉の源泉があちこちに点在し、硫黄のにおいのする蒸気がもくもくと立ち上っています。

広い公園内を遊歩道に沿って散策できます。

岩場からも蒸気がもくもく。公園内には無料の足湯もあります。

週末ということもあって、家族連れを多く見かけました。

そのクイラウパークでは、毎週土曜の午前中にローカルの朝市(Morning Market)が開かれています。
おみやげものやハンドメイド製品などを売る店もありますが、基本的には食べ物・飲み物が中心で、みな思い思いに買い食いを楽しんでいる様子。

たくさんの種類の野菜や果物を売っているお店。

菓子パンやドーナツなどを売るお店。

若い女の子ひとりでお店を切り盛りしていました。

私はプレッツェルをひとつ 2.5ニュージーランドドル(NZ$)で購入。
塩味が効いていて、しっかりした噛み応えのおいしいプレッツェルでした。

ポークケバブや餃子、肉まんなどを売るお店。オーナーは中華系らしき青年とそのお母さんらしい女性。

自家製ソーセージを売るお店。ソーセージを焼いていた青年はカメラを向けるとポーズを決めてくれました。

自家製ソーセージは1本2NZ$。使い捨てトレーに入れるのではなく、食パンに挟んで手渡してくれました。
炒めた玉ねぎスライスとケチャップはお好みで。ボリューム満点でおいしかったです♪

揚げパンを売るお店。食べたいものが多いけれどそろそろお腹がいっぱい…。

SAMURAI PANCAKE(サムライパンケーキ)と書かれた看板を発見! 

サムライパンケーキ=お好み焼きを焼いていたのは、ニュージーランド在住8年になるという日本人男性でした。お好み焼きのほか、丼ものやラーメンなども販売していました。

「繁盛していますか?」と訊くと、ヨーロッパやアメリカからの旅行者はけっこう積極的に買ってくれるけれど、ローカルの人は未知の食べ物になかなか手を出してくれないんだよね、とのこと。

お金を貯めて、ロトルアにテイクアウトの日本食のお店を出すのが夢だと話してくれました。

ロトルア・クイラウパークの朝市(モーニングマーケット)は毎週土曜日の午前中に開かれます。
私が訪れたのは6月末(冬)で、雨も降っていたため、少し肌寒かったのですが、お天気の良い日ならマーケットでローカルに混じって買い食いを楽しんで、地熱公園を散策したり、足湯につかるのも良いですね。

公共の公園のため、入場料などは必要なく、誰でも自由に利用することができます。

ロトルアは、ニュージーランドの国際空港のあるオークランドから車で約3時間、電車で約4時間半、飛行機(国内線)で約40分の距離。観光地としても見どころの多い場所なので、ニュージーランドを訪れる機会があれば、足を運んでみては。

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