石川県立美術館のミュージアムカフェ「ル ミュゼ ドゥ アッシュ KANAZAWA」で辻口博啓の金沢スイーツを堪能

美術工芸の盛んな地域として知られる石川県。金沢は兼六園の近くにある、石川県立美術館は、昭和58年に現在地でオープンし、平成20年にリニューアル、県民はもとよりたくさんの観光客が訪れる美術館です。

(上写真:国宝 色絵雉香炉)

チケットを購入すると、2階第1展示室~第6展示室までを観ることができます。
観覧料(コレクション展)は一般360円、大学生290円、高校生以下無料と良心的。

さて、その石川県立美術館の1階に、ミュージアムカフェ「ル ミュゼ ドゥ アッシュ KANAZAWA」があります。

「ル ミュゼ ドゥ アッシュ(LE MUSSE DE H)」は、石川県七尾市出身のパティシエ・辻口博啓氏のプロデュースするスイーツショップで、石川県内に4店舗、富山県に1店舗を展開中。その1つが、ここ石川県立美術館内のショップなのです。

なお、美術館内のカフェではありますが、「ル ミュゼ ドゥ アッシュ KANAZAWA」の利用には美術館観覧料(入場券)は不要。美術館休館日もカフェは利用できます。

贈答用・お土産用の焼き菓子やバウムクーヘンの箱の並ぶコーナーを抜けると、奥のショーケースにはさまざまなプチガトー&アントルメがお目見え。

ル ミュゼ ドゥ アッシュは、地元石川県産の天然素材を生かしたオリジナルのケーキや焼菓子が自慢。

能登の恵みである「のとミルク」と「セイアグリー健康卵」を使用した「セゾンガトー」や「のとミルクプリン」、能登大納言小豆と加賀某茶の香りの「辻口ロール 加賀某茶」、濃厚な旨みを持つ能登栗を使用した「モンブラン」など、どれも美味しそうで迷ってしまいます。

イートインの場合は、カウンターでショーケースの中のスイーツを注文してから、席に案内してもらいます。

今回いただいたのは、メープル風味のクロッカンに能登の恵みたっぷりのカスタードが詰まった「辻口シュー」(税込200円)と、季節のオリジナルドリンク「カフェ オートンヌ」(税込432円)。

シュー皮はやや硬めで、ざくざくの食感が小気味よいです。

中にたっぷり詰まったカスタードクリームは甘さ控えめで、フレッシュな味わい。シュー皮との食感の対比も楽しく、わりと大きめサイズにも関わらず、ぺろりと1個食べられてしまいます。

「カフェ オートンヌ」は、パティシエが仕上げたモンブランクリームをエスプレッソに重ねた秋だけのオリジナルドリンク。栗の優しい風味が楽しめる、ほっとする味わいです。

ほかにも、コーヒー(税込464円)、カフェ・ラテ(税込464円)、カプチーノ(税込486円)、紅茶はアールグレイ、アッサム、ニルギリ(いずれも税込432円)、ココア、ジュースなど各種ソフトドリンクが揃っています。

店内奥のカウンター席は、正面がガラス張りになっており、窓の外の景色を楽しみながらおいしいスイーツとカフェを味わえるロケーション。

また、ル ミュゼ ドゥ アッシュ KANAZAWAでは、店内奥のモダンな茶室でいただく「コンセプトG(玉露)」というコースも用意されています。

こちらは、最高級の日本茶「宇治の本玉露」とル ミュゼ ドゥ アッシュオリジナルスイーツをコースで楽しめる内容になっており、料金 は2,430円(税込)。事前予約をしていくのがベターとのこと。

なお、ル ミュゼ ドゥ アッシュ KANAZAWAでは、会計時に美術館の観覧券の半券を提示すると、ドリンクの料金から200円割引してもらえます。観覧券が360円であることを思うと、かなり良心的ですね。

石川県立美術館でゆっくり芸術作品を鑑賞したあとは、1階ミュージアムカフェ「ル ミュゼ ドゥ アッシュ KANAZAWA」で、休憩を兼ねておいしい金沢スイーツやドリンクを楽しんでみてはいかが。

きっと、目と舌と両方で金沢の魅力を味わえることでしょう。

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お店 ル ミュゼ ドゥ アッシュ KANAZAWA
住所 石川県金沢市出羽町2-1県立美術館内
電話 076-204-6100
営業時間 10:00~19:00(18:30 L.O.)
定休日 年中無休(石川県立美術館の休館日も営業)
WEBサイト http://le-musee-de-h.jp/



この記事のお店・スポットの情報

お店・スポット名 : ル ミュゼ ドゥ アッシュ KANAZAWA

住所 : 石川県金沢市出羽町2-1県立美術館内