美食だけじゃない!見どころ満載のフランス・リヨン歴史地区を楽しもう!

フランス南東部の都市リヨン。その多彩な食文化やレベルの高いレストラン、ブラッスリーの多い事から「食通の街」や「美食の街」とも言われています。

そしてこの街のもう1つの見どころであるのが、リヨン歴史地区です。1998年にユネスコ世界遺産に登録されたこの地域には、様々な見どころがあるので紹介します。

ベルクール広場
リヨンの街にはローヌ川とソーヌ川という2つの川が流れており、その間にあるのがベルクール広場です。ヨーロッパで最も大きな広場の1つに数えられるこの場所の中央に立っているのは、フランス王国の最盛期を築き上げたルイ14世の像です。また広場の片隅には、『星の王子様』の作者でこの街出身の作家サン・テグジュペリと王子様の像がひっそりと立っています。

広場には観光案内所もあり、そこで地図やお得な観光パス、公共交通機関のチケットを手に入れる事ができます。観光を始める前にぜひ立ち寄ってみる事をおすすめします。

フルヴィエールの丘
ベルクール広場からもよく見えるこの丘の上へは、ケーブルカーを使って登ることが可能です。リヨンの旧市街と新市街を見下ろすようしにて立っているのは、19世紀末に市民の寄付によって建設されたフルヴィエール大聖堂です。大聖堂の屋根のからは黄金に輝くマリア像がリヨンの街を見守っています。

リヨンのどこからも見え、街のシンボル的存在でもある大聖堂。近くで見るととても迫力がありますね。

また丘の上からの眺めも絶景です。よく見ると屋根の上には煙突がびっしりと並んでいます。

ミニチュア映画博物館
リヨンの旧市街にありますミニチュア映画博物館では、映画のコスチュームやセット、小物などが展示されており、映画が好きな人でも、そうでない人でも楽しめる場所です。

またミニチュアの展示も圧巻の素晴らしさです。オペラ座を正確に縮小して作られた模型やドールハウスをはじめ、あらゆる物がミニチュア版になって展示されているのですが、ひとつひとつ精密に作られた作品にはついつい見入ってしまいます。

マリオネット博物館
リヨンはギニョルという人形劇でも有名な街ですが、ギニョルをはじめ世界各地から集められた約500体の人形を展示しているのがマリオネット博物館です。お世辞にも可愛いとは言えませんが、どの人形も個性的な物が多く、見ていて面白いですよ。

またここではマリオネットのショーも行われています。まるで命が吹き込まれたかのように生き生きと動く人形たちは、展示されていた物とはまるで別な物の様に感じられますよ。
時間が合えばぜひご覧になってください。

歴史的な街並みの中に様々な見どころが凝縮されているリヨン。ぜひ観光ルートに取り入れてみてはいかがでしょうか?

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