【世界の美食】伝統的風車小屋レストランで、絶品オランダ料理をたのしむ!オランダ・アムステルダムの「デ・ヨン・ディッカート(De Jonge Dikkert)」


「低い国」を意味するネーデルランド王国(オランダの正式国名)は、その意味の通り、今現在でも国土全体の26%が海抜以下(海より低い)にあります(オランダ統計局発表数値)。

そのため国内に吹き込む風は強く、昔は、風や暴風が来るたびに内陸にまで海水が流れ込んできていました。

そんな時、海水を海に戻すため、当時まだ発明されていなかったエンジンに変わってオランダで活用されたのが風車の動力でした。

今でもオランダではそこら中に風車が広がっていますが、都会の風車は年々減っており、観光客はなかなか簡単に出会うことはできません。

そこで今回ご紹介するのが、都会からほど近いこちらの「風車レストラン」です。

オランダの首都アムステルダムの中心地からトラムで30分ほど、アムステルフェーン(Amstelveen)という地域にある伝統的な風車小屋。

この1672年に建造された古い風車小屋こそが、今回ご紹介する、屋内が本格オランダ料理がコースでいただける、地元民に大人気のレストランなのです。


ひとたびお店に足を踏み入れると、外観からは想像がつかないほど居心地の良い空間が中に広がっています。

オランダ料理をベースとした創作料理を提供してくれるこちらのお店、地元のお客さんで大変賑わっています。

その理由の1つがサービス。

こちらのレストランは、エントランスで店員さんが丁寧に出迎えてくれたり、料理の説明をしっかりとしてくれたりと、接客態度がとても良いことで、オランダ国内でも有名となっています。

サービスだけでなく、もちろん味わいも最高です。

こちらのお店では食材の80%をオランダ産のもので活用しています。さらに食事は季節ごとにメニューが変わり、ワインもそのお料理に合わせてアレンジされているそうです。

オランダの季節を感じる事ができる絶品料理にとても気持ちのよい接客、たくさんの方々に人気の理由はそこにはあります。





ディナーコースは4〜7種類と豊富にあり、また値段ごとに設定されているので、その時々のシチュエーションに合わせて楽しむ事ができるのも魅力の1つ。

スティックタイプのアイスクリームが配られると、デザートの合図です。

可愛らしく盛り付けされたデザートは見た目も味わいも、とても美味しくいただけます。

暖かい日には屋外に設置されているテラス席でランチを楽しむ事もできます。

長年オランダの人々の生活を支え続けてきた伝統的な風車小屋でいただく、四季を感じるオランダ料理。

心地よいサービスと美味しいオランダの四季を味わうために、このレストランを訪れる、そんなご褒美旅行もよいのではないでしょうか?

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名前 デ・ヨン・ディッカート(De Jonge Dikkert)
住所 Amsterdamse weg 104a 1182 HG Amstelveen
電話 31-206-433-333
営業時間 ランチ:12:00pm-15:00pm / ディナー:18:00pm-22:00pm
ホームページ http://www.jongedikkert.nl/en/