薬草街に占い、スタバまで!台北のパワースポット・龍山寺周辺は楽しみがいっぱい
|台湾屈指のパワースポットとして名高い、台北の龍山寺(ロンシャンスー)。台北観光でぜひ訪れたい場所のひとつとして有名です。
MRT龍山寺駅界隈は、「萬華地区」と呼ばれる古い街。龍山寺を中心に、古くから商業が発展してきたこのエリアには仏具街や薬草街、骨董街などが連なり、昔ながらの台湾の下町の空気が色濃く残っています。
そんな萬華地区には、龍山寺以外にも面白いスポットが満載。龍山寺に参拝したら、ぜひ周辺エリアを散策して、ディープな台北の雰囲気を楽しんでみましょう。
・仏具街
龍山寺の脇にある廣州街入口から桂林街入口に至る通り、西園路1段は台湾で最も有名な仏具街。距離こそ短いものの、約20軒の仏具店が並んでいて、なかには1895年創業の老舗もあります。
「仏具」と一口に言っても、日本のものとは違って、ずいぶんとカラフルな像が多いのが印象的。台湾らしい仏教文化に触れられます。
・青草巷(薬草街)
龍山寺の周辺の西昌街224巷と廣州街は、薬草店が集中する薬草街として知られています。龍山寺が心のよりどころなら、薬草街は身体の癒しというわけです。
見たこともない薬草が所狭しと並んでいる様子は、まさに異国の風景。通りの風景を眺めながら歩くだけでも楽しめます。
薬草を煎じて飲むだけでなく、台湾の人々は、打ち身やおできなどに薬草を塗ってもらいに来るのだとか。「青草茶」と呼ばれる、火照りを鎮める台湾ハーブのお茶が飲めるお店もあるので、暑気払いに一杯いかが?
・剥皮寮
広州街と康定路に面し、老松小学校と隣り合っているのが剥皮寮。伝統的な台湾の建築様式と西洋風のバロック様式とが融合した歴史的建造物が残る、ノスタルジックなフォトスポットです。清の時代に中国から運ばれてきた木材が、ここで皮を剥いで加工されたことからその名が付いたのだとか。
敷地内では、ウォールアートが施されているほか、時期ごとにテーマを変えてさまざまな展示が開催されています。
併設の台北市郷土教育センターでは、剥皮寮の歴史や台湾における教育の歴史などが、当時を彷彿とさせるレトロな展示品とともに紹介されていて、古きよき台湾の空気を感じることができるでしょう。
・占い広場
MRT龍山寺駅の地下街に広がる、台北最大級の占いストリート。手相や人相占い、四柱推命、米粒占いなど、体験できる占いの種類もさまざまです。
日本語が通じる店舗も増えているので、中国語ができなくても大丈夫。普段は特に占いに興味がない人でも、旅の記念に占ってもらってみてはいかがでしょうか。
MRT龍山寺駅から、龍山寺とは反対方向に5分ほど歩いたところにあるのが、「スターバックスコーヒー艋舺店」。台北市指定古蹟の邸宅「萬華林宅」を利用した店舗で、レトロな歴史的建造物のなかでくつろぎの時間が過ごせます。
台湾のスターバックスでは、台湾茶を楽しむことができ、チェーン店といえど台湾らしさを感じることができますよ。ゆったりと座席が配置された店内は居心地抜群。龍山寺とは反対方向ですが、ここまで歩く価値は十分にあります。
龍山寺だけじゃない、昔ながらの商業地区から話題のリノベーションスポットまで、新旧の台湾の魅力が詰まった龍山寺エリア。
ぜあなたの足で歩いて、この街ならではの面白さを発掘してみませんか。
Post: GoTrip! https://gotrip.jp/旅に行きたくなるメディア