【世界の美食】祇園・南側で頂く最高の和食、京都市東山区「ぎおん 阪川」
|日本人だけでなく多くの外国人が訪れる、古き日本の風情が残る場所、京都・祇園(ぎおん)。
江戸時代、広く祇園と呼ばれていたのは、今の八坂神社周辺である。
当時、江戸幕府からのお墨付きを貰って営業を行っていた日本で初めての公娼地「島原遊郭」よりも気楽に遊べるということで発展した祇園は、今でも多くの人々の保存の努力によって、その町並みが守られている。
特に祇園の南側は、「祇園町南歴史的景観保全修景地区歴史的景観保全修景計画」にもとづいて、多くの人々の不断の努力によって、町並みや雰囲気そのものが守られている。
そんな日本の風情が残る場所に1軒の素晴らしい和食を堪能させてくれるお店がある事をご存知だろうか?
それが今回ご紹介する「ぎおん 阪川 (さかがわ) 」である。
・京都祇園でも名店中の名店
こちらのお店、どんな和食の料理人に聞いてもその名前を知られていると言われるほど、有名なお店。
表通りから1本入るというお店の場所が醸し出す空気感も、こちらのお店の持つ素晴らしさの1つ。
もし運よくこちらのお店の予約を取る事が出来るのであれば、美味しい和食を頂く前に、その空気感すらも楽しんでもらいたい。
・季節を感じるアラカルト
通常、割烹や和食をメインに提供するお店の場合、コースしかオーダーできない、というのが多くのお店ではないだろうか。
もちろんこちらのお店でも大将オススメのコース仕立てのメニューはあるが、嬉しい事にアラカルトにも対応してくれる。
自分の好きな物を少しずつ、美味しいお酒と季節の旬の素材を楽しむ。
まさに究極の贅沢がここにはある。
例えば、ちょうど旬を迎える秋田の純菜(じゅんさい)はサッパリとした前菜で提供される。
これから旬を迎える大きな丹後とり貝は、目の前の七輪でさっと炙って、美味しい自家製ポン酢で頂くのだ。
すこし炙ることによって甘みをぐっと増した肉厚の丹後とり貝は絶品で、絶妙な歯触りと香りを残して、喉の奥に吸い込まれていく。
そしてその香りを楽しみながら美味しい日本酒で喉を潤せば…… もはや言葉は必要ないだろう。
そんな大将が厳選したたくさんの美味しい旬の素材を味わいながら、美味しいお酒を味わう、まさに至福の時がここにはある。
・他にも絶品メニューばかり
もちろん、そんなお店には、他にも絶品のメニューが目白押しだ。
美味しい鯛やウニと一緒に日本酒を味わったり、
室温でとろけてしまうほどのおいしい牛肉を刺身で頂くというのも最高だ。
他にも、ねっとりとしたコクとウマミがたっぷりの鮒寿司に
春が旬であるうずらのもつ旨味とサッパリとした脂を堪能できる、うずら焼きを試してみてもいいだろう。
他にもたくさんの旬の食材を使ってメニューが目白押しのため、時間を忘れて美味しい時間を味わう事が出来るに違いない。
これまでもGOTRIPでは世界中の美食を紹介してきた。
たとえば、小樽の美味しい寿司を堪能できる伊勢鮨(いせずし)」に、ロンドンで味わう最高のスペイン料理「ホセ」、ポールボキューズの手がけるブラッスリー「レスト(L’EST)」、などなど、世界には、その味わいだけを求めて旅する価値があるお店がたくさん存在する。
おいしい旬を求めてその町を旅し、そして供される美味しい食事と飲み物で、まさにその町全体を味わう。
美味しいレストランを求めてふらりと旅にでる、そんな味わいのあるオトナ旅をしてみるのもいいのではないだろうか?
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お店 ぎおん 阪川 (さかがわ)
住所 京都府京都市東山区祇園町南側570-199
営業時間 17:00~21:00
定休日 日曜日