チェコ・プラハ旧市街のレストラン「プシュキン」で伝統料理グラーシュやチェコビールを堪能

世界遺産の街として知られるチェコのプラハは、中世の街並みを今に残す美しい都市。

観光やショッピングと並んで旅の楽しみは、やはりグルメでしょう。チェコ料理はリーズナブルな価格でボリュームたっぷりのメニューが提供されることで知られています。日本人の口にも合う料理が多くあるのも嬉しいポイント。

今回はプラハ旧市街にある「レストラン・プシュキン(Restaurace Puškin)」で頂ける、チェコの伝統料理グラーシュやチェコビールをご紹介します。プラハ旧市街には歴代の王が戴冠パレードを行った「王の道」と呼ばれる約2500メートルにも及ぶストリートがあります。

王の道の一部の「カレル通り(Karlova)」は、天文時計のある旧市街広場からカレル橋まで続く道。この周辺には、チェコの伝統工芸品や土産店、レストランなどが歴史的な建物の一階に軒を連ねます。カレル通りに面するプーシュキンアパートの1階に位置するレストラン・プーシュキンは、伝統的なチェコ料理を提供するお店。古い建物をリノベーションした店内はこぢんまりとしていながらも、明るい内装で居心地のよい空間です。二人掛けの小さな席があること、スタッフが気さくに声を掛けてくれるので、一人でも入りやすい雰囲気のお店。

メニューにはチェコ語以外の外国語や英語表記があり、大きな写真が掲載されているので注文も簡単です。
チェコ料理でもっとも有名な料理の一つ「グラーシュ(Gulasch)」は、パプリカをふんだんに使った濃厚な牛肉シチューです。

元々はハンガリーから伝わった料理で、ハンガリーでは「グヤーシュ」、チェコでは「グラーシュ」と呼ばれています。近隣諸国のオーストリア、ポーランドでもよく食べられている料理です。
グラーシュに添えられている「クネドリーキ(Knedlíky)」は、チェコの主食の一つであり小麦粉と卵とミルクなどを練って作った茹でパン。もちもちとした独特の触感を持っており、グラーシュの濃厚なシチューや牛肉と絡み合わせて存分に堪能しましょう。

チェコの家庭でも一般的に食べられているグラーシュは、どこのお店でも食べても安定した美味しさの定番メニューです。こちらのお店では250コルナ。

さて、チェコ料理に欠かせないのは「チェコビール」です。
チェコは日本で主流のピルスナービールの発祥の地で、国民一人当たりのビール消費量が世界一のまさにビール大国。

お店の人のおすすめは、チェコビールで一番有名な「ピルスナー・ウルケル(Pilsner Urquell)」を最初の一杯目にとのこと。お値段は50コルナ。
チェコのプルゼニュ地方発祥のピルスナー・ウルケルは、19世紀半ばに誕生しました。当時のビールはくすんだ色合いであったため、黄金色の現在のようなビールが生み出されたのは画期的な事だったそう。

チェコのビアホール「ホスポダ」では、さらにリーズナブルにビールを頂くことができるので、ビール好きの方は必見です。

ぜひあなたもプラハで伝統的なチェコ料理やチェコビールを堪能して見ませんか?

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名前 レストラン・プシュキン(Restaurace Puškin)
住所 Husova 230/14, 110 00 Praha 1-Staré Město, Czech Republic
アクセス プラハ旧市街広場から徒歩5分
営業時間 10~24時
定休日  不定休
公式サイト http://www.restauracepuskin.cz/kontakt.php