【世界のファミレス】安い・早い・うまい!リガで人気のラトビア料理のセルフレストラン「リド(Lido)」
|近年旅先として人気上昇中のバルト三国のひとつ、ラトビア。首都・リガの古い街並みは「リガ歴史地区」として世界遺産に登録されており、世界中からの旅行者でにぎわっています。
そんなリガで、安く、早く、おいしい食事が楽しめるお店が「リド(Lido)」。リガとその近郊に10店舗以上を展開するセルフ形式のチェーンレストランです。
リガの中心部だけでも6店舗あるなか、今回足を運んだのは「Lido Dzirnavas」。新市街のDzirnavu通りにある店舗です。その立派な外観から、どんなお店なのか知らなければ「高いのかな?」とちょっと心配になってしまうほど。
ところが、そんな心配は無用。ここは、セルフサービス形式で、好きなものを好きなだけ食べられる気楽なレストランなのです。
店内に入ってみると、木のぬくもりを大切にした、可愛らしいラトビアの伝統的な内装が出迎えてくれます。
外の通りとはまるで別世界。なんだかテーマパークに迷い込んだような気分です。
お昼どきともなると、地元の人々で大賑わい。誰かが店を後にしたかと思えば、また新しいお客さんが入ってきて、客足が途切れることがありません。
世界のどこでも、地元の人々に支持される店は、それだけの理由があるというもの。期待が高まります。
厨房がある店内の奥に進んでいくと、さまざまな料理がずらりと並ぶ光景が広がっています。
野菜料理に肉料理、魚料理と、色とりどりのおいしそうな料理に興奮せずにはいられません。
サラダバーやスープ、フレッシュジュースやデザートまであり、セルフサービス形式ながらフルコースが完成してしまうほどの充実ぶりです。
ここなら、肉好きも、魚好きも、ベジタリアンだって、誰もが食べたいものを見つけることができるはず。
値段は1品1~3ユーロ程度が中心で、それぞれの料理にワンポーションの値段が表示されています。ただし、サラダバーは量に関係なく、お皿の大きさによって一律に値段が決められています。
一品から利用可能なので、軽く食べたいときから、がっつり食べたいときまで、腹具合と相談しながら料理を選べるありがたい存在なのです。
安くて便利なのはいいとして、問題は「おいしいのか」ですね。
冷めた料理や乾いた料理に遭遇した経験から、作り置きの料理を敬遠したくなる人もいるでしょう。でも、ここでは作り置きながら、出来立てのような新鮮な料理を楽しむことができます。
適正に温度管理を行っているのはもちろんのこと、人気店ゆえ料理の回転が速いために、出来立てに近いおいしさが味わえるのです。
どんどん料理が減っていく裏で、こうして厨房では新しい料理が作られています。
今回筆者がいただいたのは、チキンのハンバーグに野菜のピラフ、赤かぶのサラダに、ボルシチ、ルバーブのジュース。合わせて6ユーロです。
赤カブやルバーブなど、日本では馴染みが薄いものの、ラトビアではポピュラーな食材を使ったおいしい料理がリーズナブルにいただけ、大満足。
安い、早い、うまいと三拍子が揃っているだけでなく、伝統的なラトビア料理が楽しめる「Lido」。リガを旅するなら、一度といわず何度も行きたくなるお店です。
Post: GoTrip! https://gotrip.jp/ 旅に行きたくなるメディア
お店 Lido Dzirnavas
住所 Dzirnavu Iela 74/76, Riga 1010, Latvia
電話 +371 67 284 228
営業時間 月-金 10:00~21:00、土 11:00~21:00、日 11:00~20:00
※ほか系列店舗あり
公式HP https://www.lido.lv/en/