瀬戸内の歴史ある港町で開催中の「海と山のアート回廊」広島県・尾道市立美術館で現代アートを楽しもう!
|現在広島で開催中の「海と山のアート回廊」。「海と山のアート回廊」は、広島の尾道と福山・鞆の浦を舞台とする現代アートの展覧会です。
古くから瀬戸内の港町として栄え、ノスタルジーある風景に溢れている尾道と福山・鞆の浦は、現代アートの拠点として近年注目を集めています。今回の「海と山のアート回廊」では、そんな街のあちこちに会場が点在し、さながら2つの街を結ぶ回廊となっています。
今回ご紹介するのは、「海と山のアート回廊」の数々の会場で特にオススメの「尾道市立美術館」。日本の現代アートを本格的に紹介する第一弾として、尾道市立美術館では「現代アート、はじめます。草間彌生 から さわひらき まで」展が開催されています。
・日本の芸術家・草間彌生のハーイ、コンニチワ!シリーズ。
尾道市立美術館の最初の部屋でお出迎えするのが、草間彌生の作品。世界的に有名で最も人気のある芸術家・草間彌生の作品は、どの展覧会でも長蛇の列ができます。
こちらの作品は、「ハーイ、コンニチワ!ヤヨイちゃん」(写真下・左)と「ハーイ、コンニチワ!ポチ」(写真下・右)。青春時代に得られなかった楽しみ、それを表現したハーイ、コンニチワ!シリーズです。
草間作品の代名詞ともいえる水玉模様が印象的で、最初の作品ながらずっと足を止めてしまうほど。尚、今回尾道市立美術館の中の作品の中で唯一写真撮影ができるのがこの作品のみ。草間彌生ワールドを十分楽しんでみてはいかが。
2階のロビーの大きな窓からは、尾道水道と瀬戸内海の島々の風景が望めます。ガラス越しに広がる絶景もお見逃しなく。
作品を観終えた後は、ミュージアムショップに寄ってみてください。館所蔵品のオリジナルグッズや世界の名画をモチーフにしたグッズ、また地元作家の作品も販売しています。
日本を代表する芸術家・草間彌生の作品の他には、厳選された絵画や彫刻、映像作品が約40点展示されており、現代アートに触れたことのない方にも十分楽しんでいただくことができます。本展が開催されるのは10月22日まで。この機会に数々の芸術作品に触れてみてはいかがでしょうか。
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施設 尾道市立美術館
住所 広島県尾道市西土堂町17-19(千光寺公園内)
会期 2017年9月16日(土)〜10月22日(日)
開館時間 9:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館 月曜日(祝日は開館)
観覧料 大人/800円、高大生/550円 ※中学生以下無料
■全会場ご覧になる方は、海山回廊共通チケット1,800円がお得です。