まるで巨大な迷路!フィンランドの古城トゥルク城を訪ねてみよう
|フィンランドの首都ヘルシンキから鉄道で2時間ほどの距離に位置するトゥルクは、「西の都」とも称されるフィンランド第三の街。
かつてはフィンランドの都として栄えた古都で、ヘルシンキとはまた違った魅力で溢れています。
隣国のスウェーデン統治時代に築かれたトゥルク城は、歴史的な史跡でありながら楽しく見学できるエンターテイメントな要素がたっぷりと詰まったスポット。
城内は、まるで迷路のような細い通路や階段を進む見学ルートが組まれています。
それではフィンランドのトゥルク城を訪ねてみましょう!フィンランドの西の都のトゥルクは、地理的な要因からスウェーデン文化の影響を受けて発展しました。13世紀の半ばにトゥルクを統治する為にスウェーデンによって築かれたトゥルク城は、国内最古の城であり、要塞としても利用されてきました。トゥルク城は現在歴史博物館として公開されており、トゥルク観光の一番の目玉スポットとして人気を集めています。
館内はフロントを挟んで左右の二つのルートに分かれており、かなり見ごたえがあるので時間に余裕を持って訪れたいところ。
まずは、中央の建物「メインキャッスル」の見学ルートに沿って歩いてみましょう。細い通路や曲がりくねった階段を進んでいきます。室内は全体的に薄暗い照明で照らされており独特の空気感。急に中世の衣装を着たスタッフが現れと少しドキッとします。トゥルク城は迷路のような複雑な見学ルートが組まれており、博物館を見学しながら、どこか探検しているような気分を味わわせてくれます。
教会や大広間はパーティーの為に貸し出しもされており、現在も結婚式や洗礼式にも利用されているそう。博物館内には膨大な量の調度品や陶磁器、衣類などが展示されており、かなり見ごたえがあります。
続いて、メインキャッスルを囲むように建つ「ベイリー」の見学ルートへ進んで、トゥルク城で暮らした人々の生活を覗いてみましょう。トゥルク城が最も華やかであった時代、スウェーデンはバルト海沿岸に支配地域を広げた強国でした。トゥルク城には全盛期のスウェーデン文化の名残が残されています。豪華な部屋を抜けて階段を下りていくと、刑務所として使われていた場所に出ます。ヨーロッパのお城は長い歴史の中で、刑務所として使われていた場所も多く興味深い見学ポイントですね。
トゥルク城には子供の為の展示や中世の衣装を身に着けることができるコーナーなどもあり、大人から子供まで楽しめる工夫がされています。
まるで迷路のようなフィンランド最古の城、トゥルク城を訪ねてみませんか?
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名前 トゥルク城(Turun linna)
住所 Linnankatu 80, 20100 Turku, Finkand
営業時間 10-18時
定休日 月(夏季は月曜オープン)
公式サイト http://www.turku.fi/en/turkucastle
料金 大人:10ユーロ 子供:5ユーロ