【秘密にしておきたい空港メシ】沖縄・那覇空港で食べられる「富士屋」のぜんざいは沖縄旅行の締めくくりにピッタリ
|世界には空港と名のつく場所は1万以上あり、定期運航で使用されている空港だけを数えても3000を超える空港があるそうです。
そんな世界の空港では、もちろん様々な商品を購入できますし、その空港ならではの空港メシというものも存在します。
例えば、シンガポール・チャンギ国際空港ではバッ・チョー・ミーという美味しい麺料理を味わえますし、ヘルシンキのヴァンダー国際空港ではフィンランドの美味しい生ビールを味わいながら美しい飛行機の離陸を楽しむ事ができます。
また、日本国内の空港にも様々なお店があります。
例えば、北海道の新千歳空港では「五十七番寿し」で絶品のお寿司を味わえますし、成田空港では絶品の自家製うどんや赤酢をつかった本格的なお寿司も楽しめます。また、羽田空港では、CAさんがオススメする「天鳳麺」という他にはないメニューがあります。
そんな世界中の美味しい空港グルメの中から、今回は沖縄の空の玄関口・那覇空港で味わえるおいしい「ぜんざい」のお店をご紹介しましょう。
お店の名前は、「富士屋ぜんざい」。
お店は那覇空港国内線旅客ターミナルにあり、沖縄の地元の方々にも愛されている有名なお店です。
・富士屋とは?
富士屋が誕生したのは1992年。
社長である大嶺隆(おおみね・たかし)さんが当時ピザの宅配が流行っていたのを見て、「ぜんざいの宅配をしたら、女性に喜ばれるんじゃないか」という発想がきっかけなのだそう。
そして、サーフィン仲間と一緒にぜんざいの宅配業を始め、現在は宅配の他に那覇市内に実店舗があり、また那覇空港でもそのぜんざいが味わえるようになりました。
こちらのお店は、那覇空港国際旅客ターミナル南ウイング2階、搭乗口ゲート前にある「コーラルウェイ」というお弁当や軽食、スイーツなどが揃った売店のエリアに存在します。
・普通のぜんざいとの違い
ぜんざいというと、地方によって若干違いますが、甘く煮た豆と、餅や白玉などが入った、温かいスイーツ。
しかし沖縄のぜんざいは、かき氷に砂糖や黒糖で甘く煮た豆がトッピングされているものが一般的です。
さらに、ぜんざいの氷は水を凍らせてできたものがほとんどですが、ここ「富士屋」の氷は豆の煮汁を凍らせているのが特徴。
そのため通常の氷と違って、氷が溶けても味が薄まらず最後まで優しい甘さが楽しめるのです。
豆の煮汁を凍らせたかき氷はサクサクした食感。
近年ブームであるフワフワ系のかき氷と比べると、昔ながらのかき氷という印象ですが、富士屋ぜんざいのかき氷は口に入れるとじんわり溶けていく、まさに新感覚のかき氷です。
かき氷の上にはツヤツヤな白玉と、ふっくらした金時豆が下の氷が見えないほどふんだんにトッピング。
とてもシンプルなぜんざいですが、ひとつひとつ丁寧に作られていて、思わず溶けた氷まで飲み干してしまうほどの美味しさです。
もし沖縄を旅したのなら、旅の余韻に浸りながら、この「富士屋ぜんざい」で締めくくるのはいかがでしょうか。
きっと沖縄の熱をゆっくりと優しく包み込んでくれるぜんざいを味わえば、いまよりももっと、沖縄の事が好きになるに違いありません。
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お店 富士屋ぜんざい(コーラルウェイ 那覇空港売店)
住所 沖縄県那覇市字鏡水150 那覇空港国内線旅客ターミナルビル南ウイング 2F
営業時間 6:30~20:30(年中無休)
本店 富士屋泊本店
住所 沖縄県那覇市泊2-10-9
営業時間 11:00~21:00
定休日 火曜日
ホームページ http://www.zenzainofujiya.com/
この記事のお店・スポットの情報
お店・スポット名 : 富士屋ぜんざい(コーラルウェイ 那覇空港売店)
住所 : 沖縄県那覇市字鏡水150 那覇空港国内線旅客ターミナルビル南ウイング 2F