【わさび栽培発祥の地】静岡市有東木「うつろぎ」自慢の逸品「わさび漬けづくり」を体験してみた
|日本独特の香辛料として、以前から欧米や東南アジアで認知度の高まりを見せている「山葵(わさび)」。静岡市の北、安倍川を遡ったところにある、静岡市有東木(うとうぎ)には「わさび山」と呼ばれる一大ワサビ田があります。
わさび田の近くには、農林産物加工販売所「うつろぎ」があり、特産の生わさび・わさび漬けや手打ちそばを味わうことができる他、「わさび漬けづくり」や「手打ちそば」の体験教室も開催しています。
今回は、わさび栽培発祥の地でわさび商品を開発する「うつろぎ」でのわさび漬けづくり体験のご紹介です。「うつろぎ」自慢の逸品「わさび漬け」を地元のお母さんたちに教わりながら作ることができます。
・わさび漬け体験の材料
【材料】切り茎 130g、根 12g、砂糖 20g、塩 2g、酒粕 118g(出来上がり200g位)
材料は教室に、わさび漬けづくりに必要な「わさび」をはじめ、まな板や包丁など道具一式が用意されています。
・わさび漬けの作り方
①はじめに、わさびの「切り茎」を0.5センチくらいに包丁で細かく刻みます。
② ①の刻んだ切り茎をボールに入れ、アク抜きのために塩を少々を混ぜてなじませ、よく揉みこみます。
③わさびの「根」を千切り、または細かく刻みます。食感を滑らかにするためできるだけ細かく切るのがポイントです。
④そして塩を少々を混ぜてよく揉みこんだ②を布袋に入れて絞ります。この絞り加減がポイントです。
※③わさびの「根」はあとから入れるため、この時袋にはいれない
⑤あらかじめ混ぜてある酒粕と、③で刻んだ「根」、④の絞った「切り茎」を入れてよく練りこみます。
⑥蓋のしっかりした容器に入れて「完成」。つくりたてのわさび漬けは、鋭いわさびの香りと酒粕の甘みの芳醇な香りがして、わさび漬け好きにはたまらない一品。
すぐに食べたいところですが、一晩熟成させた方がより味がなじみおいしくいただけるのだそう。
静岡県の名産品のひとつ「わさび漬け」は、暖かいご飯のおかずや酒の肴として食べてもオススメ。地元のお母さんと楽しみながら「わさび漬けづくり」を体験してみてはいかがでしょうか。
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お店 うつろぎ
住所 静岡市葵区有東木280-1
営業時間 平日10:00~15:00
休日9:00~16:00
定休日 毎月第3火曜日 年末年始 農繁期(一番茶5月上中旬)
お店のHP http://utougi.hiho.jp