スウェーデンの伝統文化や自然に触れる!スカンセン野外博物館(Skansen)が面白い!

スウェーデンの首都ストックホルムにあるユールゴーデン島(Djurgården)は、市内中心から徒歩圏内にある美しい島。

野外博物館であるスカンセンの敷地内には、古き良き北欧の町並みが再現されており、さらに北欧に住む動物にも出会うことができます。

スカンセンは冬に訪れると、まるでスウェーデンの田舎町に来たような美しい雪景色が広がっています。

夏と冬のどちらも魅力的ですが、今回は暖かい季節のスカンセンを歩いてみましょう!

ストックホルム中心部からトラムと徒歩で約10分ほどのユールゴーデン島は、「博物館島」と称されるほど、ストックホルムを代表する博物館が集まる場所。

現存する最古の船が展示されているヴァーサ号博物館、スウェーデンを代表する歌手のABBA博物館、北方民族博物館などが有名です。

スカンセンは1891年にオープンした世界で最初の野外博物館です。かつてスウェーデンが急激に発展した時代に、創設者で民族学者のアルトゥール・ハゼリウスが全国から歴史的な建物を集めました。

シーズン中には伝統的な衣装を身に着けたキャストがスウェーデンの伝統文化を実演したり、ハンドメイドなどのワークショップに参加することもできます。

何気なく通りかかった家の扉を開けて入って見ると、中には伝統的な手法でパンを作る職人さんがいたり、編み物をしているおばあさんがいたりと、不思議な世界感が演出されています。

北欧に生息する動物のエリアには、森の王者と呼ばれるヘラジカ(ムース)やトナカイ、オオカミ、クマ、オオヤマネコなどの動物が飼育されています。

大きな個体で体重が800kgを超えるヘラジカは、中々立ち上がった姿を見せてくれませんでしたが、顔のサイズだけでもその大きさが伝わって来ます。

ここでは自然に近い環境で動物が飼育されており、随分と広々としていますね。

そのため、お目当ての動物が見つかりにくいことも。

スカンセンの敷地内や周辺には、一国の首都と思えない程の自然が広がっており、野生動物が多く暮らしていることに驚かされます。

スカンセンには、伝統工芸品が買える雑貨店や北欧グルメを味わえるレストランが営業しています。他にも伝統的なダンスを披露するショータイムや動物の食事タイムなどイベントが盛りだくさんです。

ぜひ、都会の中のオアシス、スカンセンでスウェーデンの文化や暮らしに触れてみませんか?

Post: GoTrip! https://gotrip.jp/ 旅に行きたくなるメディア
名前 スカンセン野外博物館(Skansen)
住所 Djurgårdsslätten 49-51, 115 21 Stockholm, Sweden
アクセス トラム Skansenslingan駅下車すぐ
営業時間 10:00 ~ 閉館時間は季節により異なる
定休日 なし
公式サイト http://www.skansen.se/
料金  125SEK~195SEK(季節やイベント開催時には異なる)