江戸の風情と食べ歩きグルメを堪能できる、蔵造りの街「川越」
|都心から1時間以内で行ける、話題の観光地「川越」。
川越と言えば、江戸時代から続く蔵造りの街並みや時の鐘を思い浮かべる人が多いのではないだろうか。
そんな蔵造りの街並みには、おいしいグルメを提供する店が、軒を連ねている。
中でも今回は、小江戸の街並みを散策しながら食べるのにぴったりな、食べ歩きグルメを紹介しよう。
1.茶和々(さわわ)
まず初めに紹介するのは、茶和々(さわわ)川越店だ。
茶和々川越店は、蔵造り街並みのメインロードである「川越一番街」にあり、「時の鐘」からも徒歩1分と、中心の華やいだ場所にある。
いつも多くの観光客でにぎわうこの店の人気商品は、抹茶わらびもちだ。
原材料は、本わらび粉と、河越抹茶、砂糖となっており、まろやかな口溶けと、ぷるぷるでやわらかい食感が特徴となっている。
店内には、わらび餅の他にもバームクーヘンやパウンドケーキ等、抹茶を使用した様々な商品が並んでいる。
中でもおすすめは、金色の箱にパッケージングされた、店頭にある石臼で挽いた、挽き立て河越抹茶だ。
狭山碾茶を使用して作られる河越抹茶は、苦味が強めなのが特徴で、この街が昔茶処として栄えていたことから、その復興を目指し、川越の特産物として数年前に作られたブランド茶である。
ここで販売されている河越抹茶は、店頭にある石臼で挽いているため、挽き立てを味わうことができる。
店内には、カウンターもあり、先ほどの河越抹茶を使用した抹茶ドリンクやシェイク、抹茶ソフトクリーム等を注文することもできる。
ソフトクリームには宇治抹茶を使用しているが、ドリンクやシェイクには河越抹茶が使用されており、ここならではの抹茶の味を楽しむことができる。
2.甘味茶房 かすが
次に紹介するのは、甘味茶房 かすがの焼だんごだ。
店先でいい香りを漂わせながらだんごを焼く、築120年の蔵を改築した店の前には、いつも行列ができている。
この店のだんごの特徴は、原材料に国産の米を100%使用しており、他の材料は一切使っていないことだ。
砂糖を使わないしょっぱめな醤油だれが、国産米から作っただんごの風味を引き立てている。
味の種類は醤油とのりの二つだ。
焼き立てをその場ですぐに食べれるだんごは、食べ歩きにも最適だが、焼き場のつながった甘味茶房で、飲み物や食事を注文し、一休みするのもいいだろう。
3.COEDOビール
最後に紹介するのがCOEDOビールだ。
近年有名になりつつあるCOEDOビールは、実はここ川越発祥のクラフトビールでなのである。
左から順に、漆黒 -Shikkoku、毬花 -Marihana、瑠璃 -Ruri、紅赤 -Beniaka、白 -Shiro-、伽羅 -Kyaraと 全6種類の展開となっており、それぞれ違った色と味、香りを楽しめる。
中でも紅赤は、原材料にさつまいもを使用しており、さつまいもの風味を感じる事の出来る一風変わった珍しいビールだ。
街中の様々な店で瓶、缶、プラスチックコップで販売しているので、見かけた際にはぜひ、試してみてほしい。
小江戸「川越」は、蔵造りの街並みだけでなく、ここならではのグルメをたくさん堪能できる場所だ。ここで紹介した以外の数えきれないグルメが、まだまだ存在している。観光で訪れた際にはぜひ、それらを発見し、その味わいを楽しんでみてほしい。
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