【簡単クッキング】トルコの大衆食堂の定番煮込み料理「ピーマンの詰め物」をつくってみた
|トルコに旅行したら、トルコ料理の虜になってしまうかたも多いのではないでしょうか。
それもそのはず、トルコ料理は世界三大料理のひとつで、地中海の太陽をたっぷり浴びた濃厚な野菜やオリーブオイルをたっぷり使った料理が多く、日本人の口にも合う料理が多いと言われています。
今回はそんなトルコ料理の虜になってしまった方にもオススメ、そしてまだトルコ料理を味わった事が無い方にもオススメできる、簡単なレシピで作れる美味しいトルコ料理をご紹介しましょう。
それが、ビベル・ドルマス(biber dolması)というピーマンの詰め物です。
実はトルコでは、お惣菜のような料理は、トルコの大衆食堂(ロカンタ)で、手頃な価格で味わう事ができます。
ロカンタとはトルコ語で食堂という意味。
ラムや牛、チキンを使った煮込み料理もあり、トマトやピーマン、ナスなど彩り豊かな野菜を豊富に使っているため、見た目もとても華やか。
トルコを旅している時には、何度も足を運んでしまうくらい安くて美味しいので、ご存知の方も多いかもしれません。
そんなロカンタの味わいは、まさにトルコの庶民の味そのものなのです。
そんなロカンタのメニューの1つビベル・ドルマス(biber dolması)というピーマンの詰め物ですが、日本のごく普通のスーパーにある食材で作ることができ、工程も30分未満と簡単です。
まずは、牛ミンチ、お米、玉ねぎのみじん切り、塩、胡椒、クミン、ドライバジル、シナモンパウダーをボウルに入れて混ぜ合わせます。
ヘタの部分を切って中の種を出して洗っておいたピーマンに、さきほど作った具材を詰めます。
ヘタの部分で蓋をしてもいいですし、トマトを適度な大きさに切って蓋の代わりにすることもできます。
トマトペースト(なければトマトの角切りを前もって煮ておく)と塩、水、オリーブオイルを入れた鍋にピーマンを並べ、蓋をして中火で10~15分ほど煮込めば完成です。
蓋を開けた瞬間に、トルコの大衆食堂の香りがキッチンに広がっていきます。
ミンチだけではなくお米もピーマンに詰めるのがトルコ流。お米が入ることにより味がまろやかになり、ミンチ独特のパサパサの食感がありません。
トルコ料理の虜になってしまった方にも、そしてまだトルコ料理を味わった事が無い方にもオススメできる、簡単なトルコの庶民の味わい、トルコ風ピーマンの詰め物。
ぜひ日本でトルコの煮込み料理の味を再現してみてはいかがでしょうか。
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参考サイト
日本・トルコ協会 トルコ料理レシピ http://www.tkjts.jp/recipe/rice/762/