コスパ良好でファミリー旅にもおすすめ!マレーシアの新リゾート、デサルコーストの「ツナマヤ・ビーチ&スパリゾート」

「デサル」はマレーシア・マレー半島南部にあるジョホール州の東海岸に位置するエリアです。

ジョホール州の州都であるジョホールバルのスナイ国際空港からデサルまでは車で約1時間ほど、また、シンガポールからもアクセスが良く、シンガポール・チャンギ空港横にあるチャンギフェリーターミナルからフェリーで30分+車で30分ほどで到着します。

日本ではまだ知名度の低いデサル。しかし、その一角にできた新リゾート「デサルコースト」には、ワン&オンリー・リゾーツ、ウェスティン、ハードロックホテルなどのラグジュアリーホテルが続々とオープンし、注目が集まりつつあります。

さて、今回紹介するのは、そのデサルコーストの海沿いにある「ツナマヤ・ビーチ&スパリゾート(Tunamaya Beach and Spa Resort)」。

新オープンのデラックスホテルやラグジュアリーリゾートではなく、ローカル感のある昔ながらのリゾートホテルなのですが、1室6,000円程度からとお手頃な料金で宿泊でき、プールや海もすぐ目の前なので、子連れの家族旅行や旅費を節約したい学生さんの旅行におすすめです。

ツナマヤ・ビーチ&スパリゾートの客室の種類は、スタンダードツイン、スタンダードファミリー、デラックスルーム、ジュニアスイート、ロイヤルスイートの4種類。今回はスタンダードファミリーのお部屋に宿泊しました。

スタンダードファミリーは、シングルベッド1台とクイーンベッド1台が設置された、広さ40平方メートルのファミリー向けのお部屋です。建物自体はけっこう古いのですが、お部屋はリフォームされているようで、ラグジュアリー感はないものの、小ざっぱりしています。

ベッドの足元方向の壁にはテレビが設置され、窓際にはライティングデスク、椅子とテーブルも。

また、お部屋の一角には冷蔵庫があり、その上に無料サービスのミネラルウォーター、インスタントコーヒー、ティーバッグ、電気ケトル、マグカップが用意されていました。

ツナマヤ・ビーチ&スパリゾートのすべての部屋にはバルコニーが備わっており、プールビューが楽しめます。

プールサイドには緑の葉を風に揺らす椰子の木が立ち並び、その向こうには青い海が見えて、南国リゾート気分が盛り上がること請け合いです。

窓側から客室を観たところ。シングルベッドの奥の壁の裏が、バスルームになっています。

バスルームは、洗面台、トイレ、シャワーブースがいっしょになったタイプ。居室の内装に比べると、正直なところ、水回りの古さは否めません。

シャワーも元栓をひねる旧式の給湯器なので、慣れていないと少々使いづらいかもしれませんが、リーズナブルな料金を考えれば許容範囲ではないでしょうか。

必要最低限のアメニティは揃っていました。(シャンプー、シャワージェル、歯ブラシ、ひげそり、コーム)

ツナマヤ・ビーチ&スパリゾートでは、お部屋にこもるよりも、外に出てプールやビーチで遊ぶのがおすすめ。早速、筆者もプールに遊びに行ってみることに。

広々としたプール。キッズ用プールもあり、お子さんを遊ばせているファミリーの姿も見かけました。日本人は全然おらず、地元マレーシア、あるいはシンガポールからのゲストが多いようです。

まるで海へと続いているかのような錯覚を覚えるプールは、開放感たっぷり。のんびり泳いだり、プールサイドのデッキチェアでお昼寝したりするのもいいですね。

砂浜を歩いて、水平線を眺めながらボーっとするのも、心休まる時間。東に海を臨む立地なので、この海のずーっと向こうにはボルネオ島があるのだろうなと想像してみたり……。

夜はとても静かです。月の明るい晩なら、夜の砂浜散歩も楽しめるでしょう。

朝食会場は、一階にある「パワナ・レストラン(PAWANA RESTAURANT)」。

朝7時前、まだ太陽は東の海から上がっていないので、朝食をとりながら日の出を待つことに。

朝食はマレー料理が多めのブッフェスタイルです。ご飯、お粥、麺類のほか、パンもありました。おかずの品数はさほど多くはありませんが、リゾート内で朝食をとれるのは便利です。

マレーシアの定番朝ご飯、ナシレマ風。

朝食を食べているうちに東の空が赤く色づいてきたので、ビーチへ歩いて行ってみることに。

東の水平線から上がった太陽は、最初は雲に隠れていましたが、少しするとその姿を現してくれました。南国リゾートから見る朝日は神々しいほどに美しく、印象的。海沿いに建つホテルならではの贅沢な景色を堪能しました。

デラックスホテルやラグジュアリーリゾートではありませんが、リーズナブルな料金でこのロケーションを楽しめるツナマヤ・ビーチ&スパリゾートは、子連れの家族旅行や学生旅行におすすめ。

シンガポールからも近いので、シンガポール旅行の途中で足を伸ばしてみるのもよいでしょう。

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名称 Tunamaya Beach and Spa Resort Desaru Coast
所在地 Desaru Coast 81930 Bandar Penawar Johor Darul Takzim, Malaysia.
公式サイト Tunamaya Beach and Spa Resort