【日本居酒屋紀行】札幌の歴史と歩んできた昭和元年創業の名酒場 / 北海道札幌市中央区の「第三モッキリセンター」

どんな居酒屋にもそのお店に通う人々の思いが重なり、そしてそのたくさんの思いは居酒屋の持つ雰囲気となるのだ。

それゆえ、日本各地に多く人々を虜にする居酒屋がキラ星のごとく存在している。

例えば、あの吉田類も絶賛する大衆酒場、東京・江東区南砂町の「山城屋酒場」に、沖縄・石垣島で旬の魚介と沖縄料理を味あわせてくれる名店「居酒屋 錦(にしき)」新潟の郷土料理からラーメンや洋食まで味わえる新潟市・古町の老舗居酒屋「喜ぐち(きぐち)」北海道は小樽の絶品のおでんと日本酒を楽しめるお店「酒処 ふじりん」に、北海道随一の日本酒の品揃えと美味しいツマミのお店札幌市北区「味百仙(あじひゃくせん)」、食い倒れの町大阪では、魅惑の豚足を味わえる「かどや」に、鴨の焼き鳥が味わえる「とり平」、そしてあの開高健も愛したクジラのおでんが楽しめるたこ梅、さらには名古屋にいったら絶対に行っておきたい居酒屋「歓酒亭 大安(かんしゅてい だいやす)」などなど、数え上げればキリがない。

そんな全国にある美味しい居酒屋の中から、今回は、北海道札幌市の歴史とともに歩んできた名酒場をご紹介しよう。

お店の名前は「第三モッキリセンター」だ。

・昭和元年(1926年)創業の北海道札幌市の歴史とともに歩んできた名酒場、それが「第三モッキリセンター」
こちらのお店の創業は昭和元年(1926年)。

昭和元年(1926年)と言えば、大正15年12月25日に大正天皇が葉山御用邸において崩御されたため、たった1週間しか存在しなかった年。

そんな年に小樽で生まれた「角打ち」は昭和25年(1950年)に札幌へと移転し、今なお多くの人々に愛されているのだ。

その証拠にこちらのお店がある場所は、かつては多くの人々が利用していたバスセンターの近くに存在している。
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・様々な美味しいつまみの数々
こちらのお店、お店の外にメニュー表があり、良心的な値段が掲載されているため、安心して飲めるお店になっている。
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もちろんお店の中にもメニューは存在しているため、様々な美味しいおつまみを選んで、お酒を飲むことが可能だ。
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例えば、鯖の味噌煮だが、濃厚な味噌の味わいが脂ののった鯖によく合う。
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他にも卓上のソースをたっぷりとかけて味わう揚げたての串カツに、
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北海道名物のザンギなど、
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本当にうまいものは実にシンプルなのだと痛感させてくれるツマミの数々が揃っているのだ。

そんな素晴らしいツマミを自分好みのお酒で流す、まさに最高の居酒屋タイムを楽しませてくれるのが、札幌が誇る名酒場、「第三モッキリセンター」なのだ。
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北海道札幌市の中心を流れ石狩湾へと注ぐ人工河川である創成川の東一帯「創成東」。

実はこのエリアの歴史は明治初期、開拓使の器械場にまでさかのぼる。

数えきれない人々の様々な営みが、このエリア全体に香っており、まさに札幌の下町の佇まいを感じられるのが「創成東」なのだ。

もし札幌を訪れたのであれば観光スポットとは少し違う、現在の札幌の繁華街から少し離れた場所にあるかつての繁華街に足を運んでみてはいかがだろうか?

そこにはかつて多くの人々が集まっていた熱を感じられる場所があり、そんな熱を感じながら味わうお酒は、その場所でしか楽しめない、唯一無二の旅の味わいを感じることができるに違いないのだ。

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お店 第三モッキリセンター
住所 北海道札幌市中央区南1条東2-2
営業時間 月曜日から金曜日 14:00~22:00(ラストオーダー21:30) 土曜日 13:00~ ラストオーダー19:30
定休日 日曜日・祝日
札幌市 居酒屋の王様 正統七十年 第三モッキリセンター【サポートサイト】 http://www.namaraumai.net/sapporo/daisanmok/index.html
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