世界各国の有名都市が部屋のモチーフになっているドイツ・ハイデルブルクのホテル「ヒップホテル(Hip Hotel)」
南ドイツ観光の定番として、世界中から観光客が訪れるハイデルベルク。古い街並みが残る町の中心部はもちろん、「哲学の道」から望む風光明媚な景色は、ドイツを代表する絶景を言っても過言ではないでしょう。
フランクフルトをはじめとする周辺都市からの日帰りでも訪れることができますが、せっかくなら1泊してお城のライトアップや朝もやに浮かぶ町の情景を楽しみたいもの。そんな宿泊先をお探しの方に紹介したいのが、「世界の都市」をテーマにしたユニークなホテル「Hip Hotel」です。
Hip Hotelがあるのは、ハイデルベルクの目抜き通りであるハウプト通り。ハイデルベルク城へ上るケーブルカー乗り場をはじめ学生寮、アルテ・ブリュッケなどが徒歩圏内にあり、観光するのにとても便利な立地です。通りを挟んで向かいに小さなスーパーがあるほか周辺には飲食店も多く、夜の外出にも困らないでしょう。
このホテルのユニークな所は、27部屋すべてが異なるデザインだということ。各部屋ごとにニューヨークやロンドン、プラハといった世界各国の都市をテーマにしたインテリアが施され、ドイツに居ながら別の国を旅しているかのような不思議な感覚を体験できるのです。
予約時に部屋のカテゴリーは指定できますが、どの部屋になるかは到着してからのお楽しみ。筆者が宿泊したのは「パリ」の部屋で、キッチュな家具が各所に置かれたポップかつ可愛らしい部屋です。
一瞬ここがハイデルベルクであるという事を忘れてしまいそうな、パリの雰囲気たっぷりの室内。
洗面台もどこかレトロ味のある可愛らしいもの。フランスだからでしょうか、バスルームにはドイツではあまり見かけないビデも設置されています。
さてパリの部屋を見た所で、ほかの部屋も少し覗いてみましょう。
モダンでありながら温かみのある雰囲気につつまれているのは、「アムステルダム」の部屋。オランダのイメージカラーであるオレンジが各所に散りばめられています。
こちらは「ツェルマット」をイメージした部屋。
カウベルやスキー板が飾られ、まるでアルプスの山小屋の中に宿泊しているかのような気分が味わえます。山小屋の屋根まで再現されているなど、オーナーのこだわりが伺えますね。どの部屋も手の込んだインテリアが施され、ホテルでの滞在自体が楽しいものになりそうです。
各都市のイメージに彩られたユニークな部屋に泊まることのできる、ハイデルベルクのHip Hotel。ホテルでは寝るだけでなく、ホテルで過ごす時間も楽しみたいという方にはぜひおすすめしたいです。
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名前 Hip Hotel
住所 Hauptstr. 115, Altstadt, 69117 Heidelberg