京都の老舗和菓子店 笹屋伊織 別邸カフェでいただく和スイーツと伊織のおはぎ

1716年(享保元年)創業の老舗和菓子店、京菓子 笹屋伊織。

その笹屋伊織の別邸が、京都水族館や京都鉄道博物館の最寄り駅であるJR「梅小路京都西」駅すぐのホテルエミオン京都1階にあります。オープンは2020年7月23日。

笹屋伊織 別邸は、ここでしか買えない特別な和菓子を販売するショップと、併設のカフェ「イオリカフェプレミアム」から構成されています。天井が高く、窓から光が差し込む開放的な空間です。

グレーを基調としたシンプルな内装で、壁にはお菓子の木型(菊や蓮など)がディスプレイされ、暖簾をくぐった正面に位置する台に飾られた草月流いけばなが存在感を放っていました。

ショップには化粧箱に入った贈答用のお菓子のほか、1個から買えるバラ売りのお菓子も販売されています。中でも特に人気があるのは、笹屋伊織 別邸でしか買えない「伊織のおはぎ」です。

奥には併設のイオリカフェプレミアムがあり、ドリンクやスイーツのほか、”和菓子なごはん”をいただけます。

カフェはゆったりとしており、手前にカウンター席、その向こうにテーブル席というレイアウト。テーブルとテーブルの間隔も広めです。

ドリンクメニューは、コーヒー、紅茶、グリーンティー、抹茶ラテ、ほうじ茶ラテなど。スイーツメニューは、抹茶パフェ、黒蜜きな粉パフェ、3種のあんみつセット、白玉クリームあんみつ、抹茶ゼリー、本わらび餅、和のアフタヌーンティーなど。

フードメニューは、和菓子に使われる道明寺を使った道明寺トマトリゾット、特製カレー、京茄子のボロネーゼ、季節の彩り膳など、ユニークなものがそろいます。

今回は白玉クリームあんみつと抹茶ゼリーをいただいてきました。

白玉クリームあんみつは、ソフトクリームではなく抹茶アイスがのったあんみつです。しゃっきりとした歯触りの寒天に、たっぷりの餡子と黒蜜をからめていただきます。

それに対して、抹茶ゼリーは柔らかく、ふるふるとした食感です。

抹茶のほろ苦さとでアイスと餡の甘さが引き立ちます。むっちりとした白玉もおいしかったです。

限定の「伊織のおはぎ」はカフェメニューにはなかったので(和のアフタヌーンティーの一品としては入っています)、ショップでおみやげ用に買って帰り、自宅でいただきました。

すくって食べるユニークなおはぎで、まるでお弁当箱のような容器にぎっしり詰まっています。

ほんのり塩味の道明寺にたっぷりの餡子を絡めていただく伊織のおはぎは、道明寺なのでもち米のおはぎほどお腹にずっしりたまらず、ぺろりと食べられます。餡子好きにはたまりません。

冬~春までの期間限定商品となっていますが、機会があればぜひ試してみてください。

笹屋伊織 別邸の入っているエミオン京都は、京都駅からJRでひと駅、お天気がよければ梅小路公園をお散歩しながら歩いても行けます。京都に行ったら足を伸ばして、老舗和菓子店の絶品スイーツを味わってみてはいかがでしょうか。

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名称 笹屋伊織 別邸
住所 京都市下京区朱雀堂ノ口町20-4ホテルエミオン1F 
最寄り駅 JR嵯峨野線「梅小路京都西」駅
営業時間  物販10:00~18:00 カフェ11:00~18:00(フードLO17:00その他17:30)
定休日 不定休
公式サイト https://www.sasayaiori.com/

※情勢によっては記事公開後に営業時間変更の可能性があります。お出かけの前に必ず公式サイトにて最新の情報をご確認ください。