まるで泊まれる美術館!パークホテル東京でアートなおこもりステイを楽しもう

東京都港区東新橋、汐留駅から徒歩約1分の場所にある「パークホテル東京」は、”日本の美意識が体感できる時空間”をコンセプトにしたアートホテルです。

400点以上の作品が展示された館内はまるで美術館のよう。ホテルアートウォークができるほか、客室そのものが作品空間となっている特別なお部屋「アーティストルーム」に泊まれば、チェックインからチェックアウトまでアート尽くしの滞在が楽しめます。

パークホテル東京のロビーは汐留メディアタワー25階。都内最大級の高さを誇る約30メートルの吹き抜けの「アトリウム」には、日本庭園の枯山水に見立てた砂柄のカーペットが敷かれています。ゆったりと配置された重厚な家具は、不動の置石のようです。

砂にできた風紋を表現したホテルオリジナルのテーブル「砂州(さす)」は、ステンレス材にヘラ絞りという工法で作られたもの。中心のくぼみの中には、触れる小さな枯山水があります。

アトリウムでは、飾りや調度をその場にふさわしく整える「室礼(しつらい)」によるおもてなしでゲストを迎える展示「アートカラーズ」を開催。春夏秋冬と年間を通して楽しめます。

パークホテル東京の客室は全270室。そのうち34室は、客室そのものが作品空間の「アーティストルーム」となっています。アーティストルームは、アーティストがホテルに滞在し、そこで生まれるインスピレーションを元に部屋の壁に絵を描いた、世界にたったひとつのお部屋です。

日本画家の平良志季さんが制作した「アーティストルーム 富士山」は、富士山、風神・雷神、宝船に乗った七福神など、日本のおめでたいモチーフに囲まれています。

こちらは、画家の美濃瓢吾さんが制作した「アーティストルーム 招き猫」。「枕屏風」に見立てた壁に描かれた正体不明の招き猫たちと、天井に書かれた夏目漱石の『吾輩は猫である』の名文は、圧倒的な存在感を放っています。

現代美術作家の三橋鎌幽さんが制作した「アーティストルーム 侍」。侍とゆかりの深い「鎌倉」の地で発祥し、800年間受け継がれる日本固有の伝統技法「鎌倉彫」でお部屋全体が装飾されています。

日本画家の大竹寛子さんが制作した「アーティストルーム 桜」。桜の花びらは、儚さや魂の象徴である蝶で描かれています。大きな桜の木の向こう側に浮かぶ華やかな金色の雲は、およそ400枚の金箔を一枚一枚丁寧に貼って仕上げたもの。

どのアーティストルームも、日本の美意識を体感できる、世界に一つだけの独創的なお部屋です。昼、夜、朝と、人目を気にすることなく、くつろいでアートを堪能できます。

2022年11月13日(日)まで販売中の「アートなおこもりステイ」宿泊プランは、アーティストルームでの宿泊と、開催中の展示会にインスパイアされた夕食がセットになったプランです。

夕食は、アートカラーズダイニングでの「ハイティーディナー」、もしくは日本料理 花山椒での「季節懐石」を。アートを媒介に日本の季節や文化を感じながら、ゆったりと時間が流れる空間でアートに浸る贅沢な一日を過ごせます。

季節懐石で提供される「和牛昆布〆のロースト 輪花盛り」は、展示作品の「吉兆双紅白鯨図 ~楽陽~」にインスパイアされたコラボメニューです。アートホテルならではの繊細で美しい料理は、滞在の思い出に彩りを添えてくれることでしょう。

日本初のソサエティ公認バー、ザ ソサエティでは、都心の夜景を眺めつつ大人時間を過ごせます。

ここは300種類以上ものウィスキーが揃う、都内でも珍しいバーです。個性的なカクテルのほか、モクテル(ノンアルコールカクテル)も充実していて、お酒を飲む人も飲まない人も楽しめます。

朝食は、アートカラーズダイニングにて浜離宮庭園の緑とビル群を見下ろしながら、「アメリカンブレックファースト」または「エッグベネディクト」をいただけます。

鑑賞し尽くせないほどたくさんの作品に囲まれた滞在が楽しめるパークホテル東京は、アート好きの人におすすめのホテルです。アートなおこもりステイは、きっと忘れられない思い出になることでしょう。

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名称 パークホテル東京
住所 東京都港区東新橋1丁目7番1号 汐留メディアタワー
電話 03-6252-1111(代)
アクセス 都営地下鉄大江戸線、東京臨海新交通臨海線ゆりかもめ「汐留」駅より徒歩1分、JR、東京メトロ、都営地下鉄「新橋」駅より徒歩約7分
公式サイト https://parkhoteltokyo.com/ja/