中部国際空港・セントレアから大韓航空で行く韓国旅行 2泊3日モデルプラン

中部エリアの空の玄関口として、国際線・国内線を運航している中部国際空港セントレア。

海外へ行きにくい期間が続きましたが、さまざまな規制緩和が行われ、そろそろもう一度海外旅行がしたいな、と考えている人も多いのではないでしょうか。

久しぶりの海外旅行におすすめなのが、ノービザで渡航でき、リーズナブルに楽しめる韓国です。
2022年11月より、日本人が観光や知人訪問などの90日以内の短期滞在目的で韓国に入国する場合には、ビザを取得する必要がなくなりました。(※ただし、電子渡航「K-ETA」の申請が必要です)

中部国際空港セントレアからは、2022年11月21日より大韓航空が毎日、韓国ソウル(仁川)への往復便を就航中です。そして、11月22日より毎日往復便を就航しているチェジュ航空は、12月23日より往路・復路それぞれ増便し週14便に、。現時点で週3便就航しているアシアナ航空も、12月24日からは毎日往復便の運航(週7便)を予定しており、ますます韓国旅行へ行きやすくなります。

大韓航空の運航スケジュールは以下の通り。

KE742 セントレア 13:40 → ソウル(仁川)15:45
KE741 ソウル(仁川) 10:35 → セントレア 12:30

フライト時間は約2時間と短いため、2泊3日といった短い旅行でも現地滞在時間を長く取れます。

今回はセントレアから大韓航空 KE742便に乗って、2泊3日の韓国旅行へ行ってきました。実際に訪れた場所の写真とともにモデルプランを紹介します。

こちらは往路の機内食です。大韓航空では2時間のフライトでも温かい食事が提供されます。この日のメニューはキムチご飯と焼き肉などで、現地到着前から韓国気分を味わえました。

仁川国際空港へ到着したら入国審査を済ませて、ターミナル駅から空港鉄道(A’REX)でソウル市内へ向かいます。券売機は日本語表示および日本語音声に対応しているので、簡単に購入できます。

また、空港鉄道にはソウル駅までノンストップで行ける「直通列車」と各駅に停車する「一般列車」があり、それぞれ料金が異なるのでご注意ください。

L7 Hongdae

今回は若者に人気の街・弘大(ホンデ)にあるロッテ系カジュアルラインのホテル「L7 Hongdae」に宿泊するため、弘大入口駅で下車し、ホテルにチェックインしました。

弘大はインディーズ系のミュージックイベントや路上ライブ、フリーマーケットなど、さまざまなカルチャーイベントが開催される場所です。ソウルの中でもユニークな文化の発信地なので、エネルギッシュな韓国のいまを感じたい人や、ナイトライフを楽しみたい人にぴったりです。

ファッシイユッコン ヨンナム店

韓国料理といえば、やっぱり焼き肉は外せません。1日目の夕食は、ヨンナムドンにある人気の焼き肉屋さん「ファッシイユッコン ヨンナム店」へ行きました。

ここでは、炭火で香ばしく焼いたこだわりの国産ブランド豚をいただけます。火と煙の流れを利用した独自の調理システムのおかげで、テーブルに煙が立ち込めないので快適です。

人気メニューは、サムギョプサル(豚ばらの三枚肉)、モクサル(豚の首周りの肉)、コプテギ(豚の皮)のセット。料金は2人前38,000ウォン、3~4人前61,800ウォンと手ごろで、スタッフが絶妙の焼き加減に仕上げてカットしてくれるので、ゆったりと食事を楽しめます。

店名:ファッシイユッコン ヨンナム店
住所:ソウル市 麻浦区 東橋路 258 1~2F
https://www.instagram.com/hwac260_yeonnam/

on fleek

韓国では夕食後にカフェに移動してドリンクやスイーツを楽しむ人が多いそうです。ヨンナムドンは夜遅くまで開いている雰囲気のよいおしゃれなカフェが多いことでも知られるエリア。今回はドリンクがかわいいと評判のカフェ「on fleek」に立ち寄りました。

よく注文されるのは、イチゴミルクの上にマシュマロがのった「メロウバス」(写真手前左)や、2段重ねのアイスクリームがのった「サマーラテ」(写真奥)。ホイップクリーム入りのコーヒー「アインシュペナー」(写真手前右)も韓国で流行っています。

店名:on fleek
住所:ソウル麻浦区 東橋路 38キル 27-8 1階
https://www.instagram.com/onfleek.coffee/

1日目は韓国焼き肉の夕食とドリンク&スイーツを堪能し、ホテルに戻って就寝しました。

ロンドンベーグルミュージアム

2日目は、いま韓国で大人気のベーグル専門店「ロンドンベーグルミュージアム」での朝ごはんからスタート。かわいらしい世界観の店内には、豊富な種類のベーグルが並んでいます。平日朝でも行列ができるほどの人気で、韓国のインフルエンサーや日本のYouTuberも訪れています。

ロンドンベーグルミュージアムの一番人気はマッシュポテトが入ったポテトチーズベーグル(写真奥)で、ハムとバターを挟んだパリジャンサンド(写真右)は韓国でいま流行中なのだとか。

店名:ロンドンベーグルミュージアム ドサン店
住所:ソウル麻浦区 東橋路 38キル 27-8 1階
https://www.instagram.com/london.bagel.museum/

scope seoul

朝ごはんの後は、20分ほど歩いて韓国雑貨のセレクトショップ「scope seoul」へ。ここはアメリカ生まれの人気の食器ブランド「クロウキャニオン」をメインに、店舗を持たない食器ブランドやポップアップが行われているトレンドの商品が集まっているお店です。

クロウキャニオンはマーブル模様が特徴で、単色のものは日本でも買えますが、多色使いのものは韓国でしか買えません。ホーロー製で割れにくいため、おみやげにも向きそうです。

店名:scope seoul
住所:ソウル 江南区 陶山大路 27キル 23 1階
https://www.instagram.com/scopeseoul/

ソウルの森 カフェ通り

電車で城東区に移動し、ソウルの森・カフェ通りへ。このエリアではここ1~2年で古くなった民家を改装したレストランやカフェ、雑貨店が増え、若い人たちが多く訪れるようになりました。平日でもカフェでのおしゃべりや買い物を楽しむ人が多く、人気店が集まっています。

テディベアをモチーフにしたかわいいインテリアの「Teddy’s Oven」や、塩パンがおいしいと評判のベーカリーカフェ「LOWIDE COFFEE BAKERY」など、立ち寄りたくなるカフェがたくさんです。

時間があれば、カフェ通りに隣接する大きな公園「ソウルの森」で散策を楽しんでみてください。とても周りきれない広さですが、一部を歩くだけでも市民の憩いの場となっているのが感じられることでしょう。

ピョンイタムペクピョカルグクス 聖水店

続いて、遅めのお昼ごはんを食べに、ソウルの森 カフェ通りから歩いて5分ほどの「ピョンイタムペク ピョカルグクス 聖水店」へ。

ここは韓国のうどん「カルグクス」のお店で、人気の「ピョカルグクス」(11000ウォン)は大きな豚の背骨肉(骨付き肉)が2かたまりも入ったボリュームたっぷりのメニューです。

スープはあっさりとしたやさしい味わいで、麺はツルッとしていて弾力があり、骨付き肉はお箸でほぐれるほど柔らかく煮込まれていました。辛いものが得意でない方はそのまま、辛いのが好きな方は調味料を加えても楽しめます。

店名:ピョンイタムペクピョカルグクス 聖水店
住所:ソウル 城東区 サンウォン 10ギル 10 1階

THE現代ソウル

夕方には、2021年2月にオープンした韓国最大規模の百貨店「THE現代ソウル」へ。「現代」=HYUNDAIですが、現在はヒュンダイじゃなくヒョンデと読むのが主流になってきているとか。

韓国のトレンド発祥地としてMZ世代(10代~30代)を中心に人気を集め、定期的に人気アイドルのポップアップや展示会が開催されるスポットでもあります。

H&Mの姉妹ブランドで日本未上陸の「ARKET(アーケット)」は、メンズ、レディーズ、キッズを展開するアパレルショップ。カフェも併設されており、ゆっくりと買い物が楽しめます。

「INNOMETSA(イノメッサ)」は、北欧インテリアやセンスの良い雑貨、かわいい食器やファブリックなどがそろっており、眺めているだけでも楽しいお店です。自分用の素敵なおみやげも見つかるかもしれません。

店名:THE現代ソウル
住所:ソウル 永登浦区 汝矣大路 108
https://www.instagram.com/thehyundai_seoul/

乙支路ノガリ横丁 マンソンホープ本店

買い物の後いったんホテルに戻って休憩し、夜は韓国の若者の間でホットスポットとなっている乙支路(ウルチロ)へ向かいました。ここは昔ながらの干し鱈のおつまみ「ノガリ」の発祥地で、連日お酒を楽しむ人で賑わっています。

ノガリは干し鱈(スケトウダラの稚魚の干物)のことで、それを軽くあぶってコチュジャンやマヨネーズをつけていただきます。韓国のおつまみの定番で、値段も安く、日本人からするとするめをかじる感覚に近いかもしれません。ビールとの相性も抜群です。

そのほか、つぶ貝と葱を和えたコルベンイムチムや、旨辛味のスープトッポギ、ニンニクたっぷりのマヌルチキン、チーズボールなど、さまざまな居酒屋メニューが楽しめます。

店名:乙支路ノガリ横丁 マンソンホープ本店
住所:ソウル 中区 乙支路 13ギル 19

2日目は朝から深夜までたっぷりと食事や買い物を楽しみ、ホテルに戻って就寝しました。2泊3日の韓国旅行は、中日の2日目の予定の立て方で充実度が変わるといっても過言ではないでしょう。

トンスベク 弘大直営店

ソウル(仁川)からセントレアに戻る大韓航空便は午前中(10:35)発ですが、最終日も韓国の食を楽しみたく、24時間営業の食堂「トンスベク」に朝ごはんを食べに行きました。

トンスベクは30年以上続くこだわりの味が楽しめる韓国のチェーン店で、デジクッパやトンスベク(1人前のポッサム)が人気です。 弘大直営店はホテル「L7 Hongdae」から歩いて数分で、弘大入口駅にも近いので、食べ終わったらそのまま空港鉄道で仁川国際空港へ向かえます。

店名:トンスベク 弘大直営店
住所:ソウル 麻浦区 弘益路6ギル 56
http://donsubaek.fordining.kr/

2泊3日韓国旅行まとめ

仁川国際空港に到着したらチェックインを済ませ、荷物を預けて保安検査に進みます。手続きも検査もとてもスムーズでした。

再び飛行機に搭乗し、ソウルからセントレアへ。復路の機体は往路よりも少し大きめでした。

復路も往路と同様、温かい機内食が提供されます。この日はお肉とポテトなどのメニューでした。飲み物は水やオレンジジュースなどから選べるのですが、オレンジジュースがハッとするおいしさで、軽い疲労感が残る体にしみ込んでいくようでした。

約2時間の空の旅を終えて12:30にセントレアに到着。少し前にソウルの食堂で韓国料理の朝ごはんを食べていたのに、お昼すぎにはもう日本に着いているのですから、本当にあっという間です。

フライト時間が短く手軽に行ける韓国は、2泊3日でもおいしい料理やおしゃれなカフェ、ショッピングやナイトライフを満喫できます。「そろそろ海外旅行に行きたいな」と考えているなら、ぜひ次の旅行先の候補に韓国を加えてみてください。

なお、セントレアでは、2022年12月20日(火)までの期間中に2名以上でセントレア発着の航空機を利用して旅行に行った方に、フォトブック1冊(クーポンコード)を先着2,022名にプレゼントする「セントレアから行こう 今年のうちに空旅を!」キャンペーンを開催中です。

さらに、2022年12月19日からは、新たにパスポートを取得しセントレア発着の国際線を予約した人の中から抽選で100名に1万円分のAmazonギフト券コードをプレゼントする「FLY AGAIN セントレアから再び世界へ パスポート取得キャンペーン」の開催が予定されています。

中部国際空港セントレア 公式サイトはこちら

お得なキャンペーンが実施されているこの冬にぜひ、セントレアから韓国に旅行してみてはいかがでしょうか。

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