【イタリア旅】ガルダ湖畔を歩く

イタリア北部に位置する「ガルダ湖」をご存じだろうか?

この湖畔には「ガルダランド」という1975年にできた北イタリア人にとっては思い出深きテーマパークが存在し、いまでも多くの人々の憩いの場所となっている。

ガルダ湖は新生代の氷河によって形作られた南北に52Km、東西は最長で18kmにもなるイタリア最大の湖。

ガルダ湖周辺は大小さまざまな山々に囲まれていて、自然豊か、かつ個性豊かな湖畔の街は、世界中から観光客の訪れる場所となっている。

標高2218mを誇るバルド山(モンテ・バルド)では山羊の放牧がおこなわれ、夏はドロミテとガルダ湖の雄大なパノラマが楽しめる。

また冬は世界中のスキーヤーが楽しむスキーリゾートでもある。

バルド山の麓、ガルダ湖南東部に位置する港町バルドリーノやラツィーゼには、毎年ドイツやオーストリアからたくさんの観光客がイタリアの夏を求めてやって来る。

バカンス用の家を設けてしまうほどほれ込んでしまった人も多いと聞く。

ガルダ湖畔は、芸術家にも愛された。

例えば、「接吻」など官能的な絵画で知られるオーストリアの画家グスタフ・クリムトは、マルチェージネの街並みを描き残しているし、イタリアの大作家ダヌンツィオは生涯の最期をガルダ湖畔の大邸宅で過ごした。

また、ローマ時代(Gaio Valerio Catullo)の詩人カトゥッロが憩いを求めたガルダ湖南岸のシルミーネは、古代からが温泉保養所(テルメ)として愛されている。

現代では古代の遺跡群や、リゾートホテルが人気で、ガルダ湖では数少ない「ビーチ」を楽しめるのもこの地だ。

イタリアの湖と聞くと「コモ湖」を想像してしまう方も、ぜひ一度ガルダ湖も観光の目的地として検討してみて欲しい。

それは「お決まり」じゃない旅の始まりとなるかもしれない。

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