松本らしい風景を求めて!城下町の風情が残る中町通りとレトロな縄手通り

周囲を山々に囲まれた旧城下町の松本市。

これまで「白線流し」や「さよならクロ」、最近では「orange」といった数々の映画やドラマの舞台にもなった事から、その知名度も一気に上がりました。

松本を代表するスポットと言えば松本城を思い浮かべる方も多いと思いますが、松本には他にも自然と触れ合えたり食を楽しめるスポットなどがあり、それらを通じて訪れる私達にこの街の魅力を伝えています。

今回はそんな魅力の多い松本市において、この街の歴史を深い関係を持ち、なおかつ散策が楽しい2つの通りを紹介します。

・縄手通り
松本城から5分ほどの場所に、縄手通りという商店街があります。「縄手」という名前の由来は、かつてこの場所が松本城の南惣堀(みなみそうぼり)と女鳥羽川に挟まれた「縄のように長い土手」であったという所から来ています。

縄手通りでは「かえる」がシンボルにされており、通りの所々でカエルの像を見かけます。その中でも特に目を引くのが、通りの入り口にどっしりと鎮座している「がま侍」。これは東京藝術大学の学生らによって寄贈された作品です。

その他にも大小様々なカエルたちが通りのどこかに隠れています。通りの中ほどには「かえる大明神」が祭られており、カエルがこの通りの人々にとってかけがえのない存在であるという事が伝わってきます。カエルのグッズを扱う店もあり、カエルファンにはたまらないでしょう。

かつてはお祭りで見かける露店の様な店が並んでいましたが、2001年に全面改装がされ、現在の様な長屋が並ぶレトロな通りに生まれ変わりました。通りには花屋、金物屋をはじめ、たい焼きを売る店や大正13年からこの地にあるベーカリーカフェなどが並んでいます。

縄手通りは四柱(よはしら)神社にも面しており、通りの散策と合わせて参拝していく人が多くいます。四柱神社は小さな神社ですが、ここには4つの神様が祭られており、すべての願いが叶うと言われています。

・中町通り
松本らしい風景を楽しみたい方は、中町通りへ足を延ばしてみましょう。土蔵造りの建物が並ぶ様子は、「これぞ松本」と言いたくなる眺めです。

白い壁と黒いなまこの土蔵が統一された美しい街並みを作り出している中町通り。ここには民芸品店や雑貨店、呉服屋、土産物屋が並んでいます。またレストランやカフェも多いので、散策の合間に休憩がてら美味しいケーキや和菓子を楽しむ事もできます。

入り組んだ細い道が多いのもこの辺りの特徴ですが、これは城下町として発展したこの街ならではの名残りなのです。歴史を知ると、街全体や細かい部分への見方が変わってくる様な気がしてきませんか?

紹介した2つの通りは距離も離れていないため、松本城の観光と合わせて2つを一気に周ってしまう事もできます。
松本の街を散策しながら、タイムスリップした様な気分を味わってみてみてはいかがでしょうか?

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