【世界の食文化】知られざるノルウェーの国民的食べ物「フィスクカーケ」とは?

北欧ノルウェー。

近年話題を呼んだ、ディズニー映画『アナと雪の女王』の世界は、ノルウェーがモデルのひとつとなりました。

その壮大な景観を一目見ようと、現地を訪れる旅行客が後を絶ちません。いまでは映画のモデルとなった地域を訪ねるツアーも企画されるほどの人気です。

しかしノルウェーの食文化については、どのようなイメージがあるでしょうか?

今回ご紹介するのは、ノルウェーの国民食とも言える「フィスクカーケ(Fiskekaker)」。

実はこれは、日本のはんぺんと似たものです。

・ノルウェーの国民食「フィスクカーケ」とは?
白身魚をベースとした生地をバターで焼いたもの。少し固めのハンペンのような食感なので、さつま揚げとはんぺんの中間のようなものです。

1、白身魚・卵・みじん切りの玉ねぎ・片栗粉・牛乳・塩・好みのスパイスをミキサーでよく混ぜ合わせ生地を作ります。
2、フライパンにバターかオイルを熱し、大さじ1杯ほどの生地を落とします。
3、形を整えながら、中火で色良く両面焼いて出来上がり。

材料の白身魚にはタラが人気です。

もちろんサーモンもノルウェーで人気の魚ですが、タラはバイキングの時代から輸出の主要商品で、ノルウェーのタラに関する食文化は千年以上もの歴史があります。

・スーパーで「フィスクカーケ」をゲット
フィスクカーケは、ノルウェーのどのスーパーにもあり、お魚コーナーには、手作りのフィスクカーケが販売されています。

チルドコーナーにも様々な種類のものが並んでいます。

家庭料理なので、レストランのメニューにはないこともありますが、ノルウェーを旅行する時にはぜひ探してみてはいかがでしょうか。

また、旅行の際、もしキッチン付きの宿に泊まることがあれば、ぜひスーパーでフィスクカーケをゲットして味わってみるのもオススメです。

ノルウェーを訪れた際は、ノルウェー版はんぺん、フィスクカーケをぜひお試しあれ!

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