破壊からの復活!凛々しくよみがえったライヒェンシュタイン城は中も外も見どころ満載!

ライン川クルーズをしていると数々の美しい古城を通り過ぎますが、その中でも「ラインの宝石」とも呼ばれているラインシュタイン城の次に見えてくる城が、今回ご紹介するライヒェンシュタイン城です。

ライヒェンシュタイン城の歴史は、すぐ近くにあるゾーネック城のものととても良く似ています。アーヘン近郊にあるコルネリ修道院が遠隔地支配を目的として11世紀に建てたこの城は、13世紀には盗賊達の巣となり、ライン同盟都市からの攻撃を受けます。その後はゾーネック城と同様に、破壊と修復を何度も繰り返していくのです。

様々な歴史を経験してきたライヒェンシュタイン城ですが、現在は個人の所有物になっています。ホテル、カフェ・レストラン、博物館という多様な面を持ち合わせ、訪れる者を楽しませてくれる場所へと変貌を遂げました。

さっそく散策をはじめましょう。入り口を入るとまず、博物館へ続く道と、塔までの道とに分かれます。塔は上まで登ることが出来るので、体力に自信のある方はぜひ挑戦してみましょう。まるで永遠に続くかの様な長い階段を上り終えれば、素晴らしいライン川の眺めがあなたを待っていますよ。

この時期は紅葉が美しいですが、夏になれば新緑に染まった爽やかな風景が楽しめそうですね。

塔からの眺めを楽しんだ後は、城博物館へ向かいましょう。博物館の入り口の扉はドアノブが小鳥の形になっており、城主の遊び心が感じられます。中に入るとまず目に飛び込んでくるのは、世界中から集められた鎧です。中にはなんと日本の鎧兜も展示されており、西洋の物とは作りが違うためか、ひときわ大きな存在感を放っています。

また、館内には猟で捕らえられたのでしょうか、至る所に鹿やトナカイといった動物達の角が飾られています。その数と言ったら、ある所は壁一面が全て角で埋まっていたりと、数える気が起きないほど沢山あるのです。

その他には城主が住んでいた部屋や広間が再現されており、かつてこの城での生活がどんなものだったのか知ることができます。ちなみに城の中の博物館は薄暗い場所もいくつかあるので、ホラー映画が苦手な方はちょっと恐いなと感じるかもしれません。

塔を登り、博物館を見学して城の散策まですれば、少し休憩をしたくなりますね。そんな時には、ライン川を見渡すカフェでくつろぐのがおすすめです。

食事もスイーツも楽しめるこのカフェですが、筆者が訪れた際にはなんと柚子とチョコレートのケーキを頂くことができました。ドイツで柚子を使用したスイーツは珍しいのですが、柑橘類なのでチョコレートとの相性も抜群です。皆さんが行かれるときにも、運が良ければこのような珍しいケーキに出会えるかもしれません。

破壊と再生を繰り返してきた城が語りかける長い歴史を、あなたも肌で感じてみてはいかがでしょうか?

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