【世界で最も素敵な瞬間】「星の王子さま」にも登場するバオバブの木を求めて!アフリカ・マダガスカルのモロンダバへ行く

アフリカ大陸の南東海岸部から沖へ約400キロメートル離れた西インド洋にある島国マダガスカル。

「最後の楽園」と呼ばれるマダガスカルは、いまから1億6000万年もの昔、地殻変動によりアフリカ大陸から切り離されてできた島です。

隔離された環境の中、動植物は独自の進化を遂げ、他には類をみない自然がたくさん残されています。

今回は、そんなマダガスカルの象徴ともいえる「バオバブの木」の宝庫であるモロンダバをご紹介します。


バオバブ並木の玄関口モロンダバへは、マダガスカルの首都アンタナナリボから国内線で1時間程で到着します。

モロンダバは乾燥地帯のため、空港を降りると旅人は首都の気候との違いを実感するでしょう。

バオバブ並木のあるサファリの入口までは車で約15分程かかり、現地ツアーのガイドが空港まで迎えにきてくれます。 

有名なバオバブ並木の入口には看板があり、日本語も表示されています。

実はバオバブの原生種は全部で8つあり、そのうちの6種類がマダガスカルに原生しています。

中でもグランディディエ・バオバブは、6種類のマダガスカルのバオバブの固有種の中で、すらっとして最も大きく・高く、最も有名なバオバブです。写真でバオバブを見た事がある、という方のほとんどはこのバオバブではないでしょうか。

名前の「グランディディエ」は、フランス人植物学者アルフレッド・グランディディエの名前からつけられています。

バオバブが立ち並ぶ脇には水辺もあり、動物達の憩いの場所になっています。

バオバブの並木道は観光だけでなく、生活道路としても使われています。

バオバブ並木の周辺には、現地の人々が暮らす小さな村がいくつかあります。

人々は、ゼブ(コブ牛)やヤギを飼い、米を育て、川の水を使うという生活を送っています。家はもちろん、バオバブの木からつくられるバオバブハウスです。

「グランディディエ」の並木道を超えると様々な形のマダガスカルのバオバブの固有種が表れます。

ギリシャ神殿の柱に使われるエンタシスのように、幹に丸みのあるふくらみがある固有種は「フニー・バオバブ」と呼ばれています。

もちろん植物のため、バオバブの木には花が咲きます。

少し変わった花ですので、日本で想像する花とは違うかもしれません。

中には二つのバオバブがうねり合い、まるで抱きしめあっているかのように見えるものもあります。

この木たちは「愛し合うバオバブ」とも言われて、多くの旅人を魅了しています。

そんなバオバブの木が最も美しく輝くのが、夕焼けのマジックアワー。

バオバブ並木の向こうへと沈んでいく夕日の美しさは言葉にできないほど。

それは世界で最も素敵で光に満ちた瞬間の1つです。




夕日が沈んだ後は、周りに電気や音もなく、あるのは数えきれない星とバオバブだけです。星の輝きで夜空はぼぅっと明るくなり、バオバブのシルエットが夜空に照らされて浮かび上がってきます。

あまりに星が多すぎ、南十字星すら見分けがつかず、 人間がものを見ることのできる視覚の限界さえ感じさせる星空。

それはまるで、宇宙に放り出されたかのような感覚に陥るかもしれません。

美しいバオバブの世界を求めて、マダガスカルを旅してみてはいかがでしょうか?

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