信州木曽 ふるさと体験館でそば打ち体験。打ちたての石臼挽き蕎麦を味わおう!

長野で食べたいものといえば、やっぱり信州そば。

有名なお蕎麦やさんめぐりも良いですが、せっかく長野を旅するなら、自分で打ったそばを食べてみるのはいかがでしょうか。

長野県西部、木曽郡木曽町にある「信州木曽 ふるさと体験館」では、地元の厳しい環境で育てられた蕎麦を館内にある石臼で挽いたそば粉を使った「そばを打ち体験」をすることができます。

ふるさと体験館があるのは、昭和3年に建てられ、平成9年に廃校になった黒川小学校の校舎。かつての学び舎で、木曽の山里に残る自然と暮らしの知恵や技を教わることができます。

なお、このふるさと体験館では、木曽ヒノキの箸づくりなどの手作り体験もできますよ。

そば打ち体験をするのはこちらの郷土食調理実習室。もとは小学校の理科室だった場所だそう。

「そば打ち体験で使う粉は、そば粉7割、中力粉3割を混ぜたものです。」と説明してくれたのは、今回そば打ちを教えてくれる女性スタッフさん。

ここのそば打ち体験に使用されるそば粉は、地元・木曽町で収穫された蕎麦を殻ごと石臼で挽いた自家製粉の粉です。

殻ごと挽いたそば粉は黒っぽい色で、野趣あふれる風味と蕎麦本来の力強い味わいが特徴。

いよいよそば打ち体験のスタート。まずは、そば粉と中力粉を混ぜた粉をふるいにかけます。

この段階でふわっとそば粉のよい香りが広がり、「挽きたてのそば粉って、こんなに力強い、豊かな香りがするんだ!」と驚き。

ふるいを左右にゆすったり、手のひらを押し付けるようにして、粉を通すと、そば粉と中力粉がよく混ざり、不純物のとれたサラサラの状態になります。

そのあとは水回し。水を3~4回に分けて入れ、水分が全体にしみわたるまでよく混ぜます。

スタッフさんのアドバイスに従って指を動かすと、しっとりとしてかたまりができてきました。

全体が大きなかたまりになったら、よくこねて、中の空気を抜き、かたちを整えて丸めます。

次は「丸出し」という行程。丸めたかたまりを手で直径20センチほどに延ばし、その後、のし棒を使って直径40センチまで延ばします。このとき端が薄くなりすぎないようにするのがポイント。

生地に粉を振り、のし棒に巻いて四角形に近づける「四ツ出し」という行程。生地が四角くなったら、打ち粉を振り、横半分にたたみ、さらに縦に3つにたたみます。

最後は、折りたたんだ生地をまな板に載せ、こま板と呼ばれる押さえ板を包丁で送りながら切っていきます。

最初は太くなったり細くなったりとなかなか幅がそろいませんが、だんだんとリズミカルに切ることができるようになりました。

大鍋に湯を沸かし、そばを茹でていきます。

茹で上がったそばを流水でよく洗って締め、水切り。

その後、ざるに盛り付けていきます。

できあがり! これで3人前の量です。

できあがったそばを館内の食堂に運んで、いただきます。自分で打ったそばをその場で食べられるなんて、感激もひとしおです。多少太さにばらつきがあるのもご愛敬。

打ち立て・茹でたてのお蕎麦は、自分で打ったせいもあってか、とても美味しかったです。

地元木曽町産100%の石臼挽きそば粉は風味がよく、野趣あふれる素朴な味わい。こんなに力強いお蕎麦は今まで食べたことがありません。

自分で作ってその場で食べる体験は、五感をフルに使うせいか、旅の色濃い記憶として残ります。

ふるさと体験館のそば打ち体験は、初心者でも丁寧にわかりやすく教えてもらえるので、「自分で打ったお蕎麦を食べてみたい!」という方におすすめ。お子さんでもできるので、長期休暇や週末に家族で楽しんでみるのもいいですね。

そば打ち体験
所用時間:1〜2時間(要予約)
体験料:1400円(税込)
最小催行人数:3人〜最大定員:60人

そのほか、信州木曽 ふるさと体験館では

・えごまのたれの五平餅づくり
・生地から作るおやき作り
・大平(おおびら)、朴葉寿司、笹巻きなど木曽の郷土色づくり
・信州産大豆の豆腐づくり
・炭火で焼き上げるバームクーヘンづくり

など、食の手作り体験ができます。

木曽を訪れたら、ぜひここでしかできない体験を楽しみ、木曽のおいしいものを味わってみててくださいね。

詳細は、ふるさと体験館 あじわう体験メニュー一覧をご確認ください。
(※事前予約が必要なものもあります。)

Post: GoTrip! http://gotrip.jp/ 旅に行きたくなるメディア

【施設詳細】
名称 ふるさと体験館
住所 長野県木曽郡木曽町新開6959番地
電話 0264-27-1011
営業時間 9:30-16:30(体験受付は15:00まで)、食堂11:00-14:00
休館日 水曜日
公式サイト https://taikenkan.jp/