18世紀の薬局を改装、世界遺産の町・リガの個性派カフェ「ブラックマジック・バー」

世界中で多くの人々が憩いの場として集うお店といえばカフェ。

例えば、チュニジアのシディ・ブ・サイドにある世界最古のカフェの1つと言われる「カフェ・デ・ナット」や、イタリア・ヴェネツィアにあるカフェラテ発祥のカフェ「カフェ・フローリアン」、そして、イギリスではお洒落にスコーンを楽しめるカフェがありますし、シンガポール名物のカヤトーストを楽しめるカフェがあります。

また、ロサンゼルスではセレブに愛されるカフェがあり、はたまたカナダのトロントではお洒落なカフェが多くの人々を魅了しています。

さらに、マドリッドには緑溢れるお洒落なカフェがあり、ヘルシンキのカフェは多くの旅人に愛されています。他にもあのカフカが愛したチェコ・プラハのカフェや、世界でもっとも入りにくいと言われる台南のカフェ、そして、世界で6番目に美しいと言われるポルトガルのカフェなど、世界中の様々な場所で、積み重ねられた文化や歴史とともにカフェが存在しています。

そんな世界中にある素晴らしいカフェの中から、今回はラトビアの首都リガにある素敵なカフェをご紹介しましょう。

お店の名前は、「ブラックマジック・バー」。

バルト海に面したラトビアの首都・リガの旧市街地は、中世の建造物が数多く残り、まるごと世界遺産に登録されています。

そんな美しい町に佇む「ブラックマジック・バー」ではこのカフェならではの体験が可能です。

例えばラトビア名物の薬草酒「リガ・ブラックバルサム」。

18世紀の薬剤師、アブラハム・クンツェが生み出した治療効果のあるさまざまな薬草のエキスを混ぜて作ったドリンクは、たちまちリガの庶民の人気を呼びました。

それが250年以上も変わらない伝統の青峰で作られた薬草酒「リガ・ブラック・バルサム」。

実は彼がブラックバルサムを製造していた薬局が、この建物の地下にあったのです。

昔の薬局をイメージした店内はムード満点。クラシック音楽が流れる店内に一歩足を踏み入れた瞬間、別世界にワープしたかのような感覚に陥ります。

1階の奥の席はさらに落ち着いた空間となっていて、レンガの壁やアンティーク調の家具がレトロで優雅な雰囲気を醸し出しています。

ここに座っているだけで、貴族にでもなったかのような特別な気分に。

カウンターのショーケースにはこだわりのレシピで作られたチョコレートがずらり。これらのチョコレートはテイクアウトができるほか、一部は店内でいただくこともできます。

さらに、店内ではさまざまなチョコレートケーキや、アイスクリームなどのカフェ限定メニューも楽しめますよ。

こちらは、「ブラックカラント」。ブラックバルサムを使ったクリームと、ベリーの一種であるブラックカラントを、コーヒー風味のチョコレートスポンジケーキではさんだケーキです。

濃厚なチョコレートとなめらかなクリーム、甘酸っぱいカシスのハーモニーが絶妙。チョコレート好きにはたまらない一品です。

さきほど、このカフェの地下にアブラハム・クンツェの薬局があったことをお伝えしました。

カフェの1階席に置かれているこの棚。一見ここから先は行き止まりのように見えるのですが、実はこの奥に階段があり、地下に下りられるようになっているのです。

当時の様子を再現した空間はまるでテーマパークのよう。ここでもチョコレートやブラックバルサムを購入したり、ドリンクやスイーツを楽しんだりすることができます。

外の通りとは別世界のようなクラシカルな空間で、ブラックバルサムを使ったスイーツやドリンクが味わえる「ブラックマジック・バー」。こんな優雅でユニークなリガ体験はいかがでしょうか。

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「ブラックマジック・バー(Black Magic Bar)」
住所:Kalku 10, Riga
電話:+371 67222877
http://www.blackmagic.lv/en/kafejnica.html