100年以上の歴史を誇るカフカも愛したプラハの老舗、カフェルーブル

世界遺産に登録されている歴史的な街並みが私たちを魅了するプラハ。

文化と芸術の街、プラハらしい雰囲気が味わえるクラシカルなカフェをご紹介しましょう。それが、フランツ・カフカやカレル・チャペックといった文化人にも愛されてきた、カフェルーブル(Café Louvre)。

1902年創業の、100年以上の歴史を誇るプラハ屈指の老舗カフェです。

プラハの旧市街の心臓部、旧市街広場や新市街のヴァーツラフ広場からも徒歩圏内のところにあり、観光の合間にも立ち寄りやすい立地です。最寄駅は、メトロB線のNarodni trida駅。

外観はどこか古い映画館のようなレトロな雰囲気。建物だけでなく、入口に掲示してあるメニューも歴史を感じさせます。

お店があるのは階段をのぼった建物の2階。

2階にはカフェだけでなく、レストラン、バーと、用途によっていくつかの部屋に分かれており、20世紀初頭の社交場の雰囲気を今に伝えています。

ホールには昔のお店の写真などが展示されており、2階全体が「ルーブルワールド」の様相を呈しています。世界のどこに行っても、独自の世界観のあるお店は魅力的ですね。

カフェの店内はピンクを基調とした、豪華かつ落ち着いた雰囲気漂うアールデコ調のインテリア。ここに座っているだけで、非日常の優雅な気分が味わえます。

プラハでも指折りの有名店とあって、地元の人々はもちろんのこと、観光客の姿も多く見られます。「一度はあのカフェに行ってみたい」と思う人が多いんでしょうね。

これだけエレガントな老舗カフェなら「さぞお高いのでは……」とドキドキしてしまいますが、驚くことに値段はむしろ安め。セルフサービスの国際的なカフェチェーンよりも安いくらいです。

コーヒーやお茶は50コルナ(約210円)程度、ビールも50コルナあれば500mlが飲めてしまいます。素敵なクラシックカフェがこんなに手頃な値段で楽しめるなんて、驚きでです。

ドリンクやスイーツはもちろん、朝食やランチ、ディナーまで幅広く利用できるメニューの豊富さも魅力。営業時間も朝から夜23時半までと長いので、まる一日観光した後でも立ち寄れるのが嬉しいですね。

プラハに行ったら、文化人も愛した「カフェルーブル」で、ヨーロッパのカフェ文化を楽しんではいかがでしょうか。

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<お店の情報>
カフェルーブル(Café Louvre)
住所:Národní 22, Prague, 110 00
営業時間
月~金:8.00 – 23.30
土・日:9.00 – 23.30
公式サイト:http://www.cafelouvre.cz/en/