【世界のカフェ】モロッコの世界遺産の迷宮都市・フェズの邸宅を改装したおしゃれな隠れ家「カフェ・クロック」

世界中で多くの人々が憩いの場として集うお店といえばカフェ。

例えば、チュニジアのシディ・ブ・サイドにある世界最古のカフェの1つと言われる「カフェ・デ・ナット」や、イタリア・ヴェネツィアにあるカフェラテ発祥のカフェ「カフェ・フローリアン」、そして、イギリスではお洒落にスコーンを楽しめるカフェがありますし、シンガポール名物のカヤトーストを楽しめるカフェがあります。

また、ロサンゼルスではセレブに愛されるカフェがあり、はたまたカナダのトロントではお洒落なカフェが多くの人々を魅了しています。

さらに、マドリッドには緑溢れるお洒落なカフェがあり、ヘルシンキのカフェは多くの旅人に愛されています。他にもあのカフカが愛したチェコ・プラハのカフェや、世界でもっとも入りにくいと言われる台南のカフェ、そして、世界で6番目に美しいと言われるポルトガルのカフェなど、世界中の様々な場所で、積み重ねられた文化や歴史とともにカフェが存在しています。

今回は世界中のカフェの中から、「世界一の迷宮都市」として知られるモロッコの古都・フェズのカフェをご紹介しましょう。

世界一の迷宮都市フェズのメディナ(旧市街)は、細い路地が縦横無尽に張り巡らされ、まさに迷路のよう。

14世紀のマドラサ(神学校)を見学したり、さまざまなスーク(市場)を眺めながら歩いたりしているだけで一日が経ってしまいそうです。

そんな街歩きの途中に立ち寄りたいおしゃれカフェが今回ご紹介する、ブー・イナニア・マドラサの近くにある「カフェ・クロック(Cafe CLOCK)」。

一見しただけではおしゃれなカフェがあるようには見えない、下町的な雰囲気が漂う市場の通りに看板が出ています。

看板を頼りに狭い路地を奥へと進んでいくとお店があります。

カフェ・クロックは200年以上前の邸宅を改装したカフェで、モロッコの伝統的な装飾を残しつつ、ヨーロッパ的なポップな感覚を取り入れたインテリアはとても新鮮。

店内には1階席と2階席、屋上テラスがあり、メディナの喧騒を忘れてゆったりとくつろげます。

こちらは2階席。

吹き抜けを囲む開放的なテーブル席のほかに、プライベート感が味わえるソファ席もあり、見ているだけでも楽しい空間。壁に施された精緻な彫刻は目を奪われる美しさです。

天気の良い日には、メディナの風景を楽しめる開放的なテラス席もいいですね。

営業時間は8時半から22時半までと長く、朝ご飯にはじまり、ランチ、ティータイム、ディナーと一日中使える頼れる存在。

食事メニューはタジンやクスクスといったモロッコ料理だけでなく、キッシュやサンドイッチ、ラクダのバーガーといった多国籍料理が楽しめ、モロッコ料理に飽きてしまったという人にもおすすめです。

今回はクロック・キャロットケーキとミックスフルーツスムージーをいただきました。デザートには、ほかにレモンタルトやチョコレートプリン、チーズケーキなどがあります。

キャロットケーキには、ナッツやドライフルーツがトッピングされ、見た目もおしゃれ。

モロッコの伝統菓子は日本人にとっては衝撃的なくらい甘いものが多いのですが、このケーキはほとんど甘くなく、にんじん本来の風味を生かした優しい味。ナッツやドライフルーツが入ったふわふわの生地は、ぺろりと軽くたい上げられてしまいます。

ケーキの上に載っているのはホイップクリームではなくバタークリーム。ケーキがあっさりしているぶん、こっくりとしたクリームが良いアクセントになります。

プラムやオレンジ、リンゴなどが入ったスムージーはフルーティーでボリュームたっぷり。

日本ではなかなかこれだけたくさんのフルーツを使ったジュースは飲めません。フルーツ天国モロッコだからこその贅沢ですね。

伝統とモダンなアート感覚が融合したおしゃれな空間で、ゆったりと食事やティータイムが過ごせるカフェ・クロック。フェズを訪れるなら一度は足を運んでみたい名物カフェです。

Post: GoTrip! http://gotrip.jp/旅に行きたくなるメディア

「Cafe CLOCK(カフェ・クロック)」
住所:7 Derb El Magana, 30000 Fez, Morocco
電話:05356-37855
http://cafeclock.com/