作り立て・蒸したての劇ウマ小籠包を激安価格で味わえる台湾・高雄の名店「永和小籠湯包」

台湾第二の都市・高雄。

台北に次ぐ規模を誇る高雄は、台湾の南部に位置する都市で、古くから天然の良港として知られ、別名「港都」とも呼ばれています。

日本との関係で言えば、現在では、東京、大阪、福岡、北海道と日本各地から高雄国際空港へ直行便が就航していることもあり、日本との直接の往来も増え、台湾の空の玄関口としての需要も伸びつつあります。

また、高雄にはたくさんの美味しいグルメがあります。

例えば、絶品のワンタン麺を味わえるお店に、肉厚の角煮が乗せられた珍しい魯肉飯(ルーローファン)、そして地元の方々に人気のプリプリの水餃子、さらには劇ウマのかき氷店「高雄婆婆冰(カオシュン・ポーポーピン)」や、台湾でベスト10にランクインしたチャーハン専門店「阿成炒飯專賣店(アーチョン・チャオファン)」、さらには台湾屈指の最高の肉まんを味わえるお店「興隆居(シン口ンチュイ)」など、グルメを唸らせる味わい深いお店がたくさんあります。

そんな美味しい台湾グルメの町・高雄に、絶品の小籠包を激安価格で味わえるお店がある事をご存知でしょうか?

今回は、そんな高雄が誇る、作り立て・蒸したての劇ウマ小籠包を激安価格で味わえる名店「永和小籠湯包」をご紹介しましょう。

・ビルの軒下を間借りしているお店、それが「永和小籠湯包」
こちらのお店、店舗型ではなくて、屋台のようなスタイルで営業しています。

ビルの軒下に冷蔵庫と蒸し器、そしてちょっとしたイートインスペースが設けられていますが、基本的には高雄の人々はテイクアウトでこちらの小籠包を楽しんでいるようです。

原付バイクで多くの高雄の人が買いにくるこちらのお店は、地元の方にも人気のお店ですが、旅行者にも人気のお店。

それもそのはず、日本円にして200円程度(60台湾ドル)で、出来立ての美味しい小籠包を味わえるため、人気にならざるを得ないお店です。

・注文を受けてから作る小籠包
屋台のようなスタイルで、かつビルの軒下のお店だからといっても、手を抜く訳ではありません。

注文を受けると、ご主人はゴオォっという音とともに蒸し器の火力を一気に強めます。

その次に冷蔵庫から小籠包の餡を取り出し、小籠包の皮をコネはじめます。

あっという間に蒸す前の小籠包が出来上がるその一連の動作は、一縷(いちる)のよどみも無駄もない、まさに神業のレベルです。

・アツアツ・ジューシーな小籠包
蒸し上げられた小籠包は、艶やかで湯気がもうもうと立ち上がっている、見た目にもアツアツの逸品。

そんなアツアツの小籠包を、黒酢と生姜だけのタレで味わうのですが、残念ながらレンゲなどはこちらのお店にはありませんので、箸でヤケド覚悟で口の中に放り込むことになります。(ただし、本当にとても熱い小籠包なので、注意が必要です。)

しかしながら、味わいは最高。

中身が透けて見えるほどの極薄の皮にはたっぷりの餡が詰まっています。

もちろん餡からはジューシーなウマミがたっぷりと溢れ、口の中でスープの洪水を爆発させます。

豚肉とネギの風味が効いたアツアツでジューシーな餡は、飽きのこない、それでいて後ひく味わい。

気がついたら、1人前をペロリと食べてしまうほど、美味しいことに驚いてしまうでしょう。


もし高雄を訪れるのであれば、このお店で台湾の現地の方々と席を並べて、台湾にある数々の小籠包の名店にもひけを取らないほど美味しい、ローカルの小籠包を味わってみてはいかがでしょうか?

そんな美味しくて楽しい高雄の旅を経験したのなら、きっといまよりももっと、台湾のことが好きになるに違いありません。

Post: GoTrip! https://gotrip.jp/ 旅に行きたくなるメディア

お店 永和小籠湯包
住所 台湾高雄市鹽埕區鹽埕街33號
アクセス MRT捷運鹽埕埔站の出入口2より徒歩1分程度
営業時間  11:00~21:00
休日 不定休