【日本麺紀行】唯一無二の東中野名物、鉄板麺とは? / 東京都・東中野の「大盛軒」

IMG_4911
東京は東中野。新宿からもほど近い場所にあり、通勤や通学にも非常に便利な街。この街で30年以上愛され続けており、1度食べると病みつきになってしまうグルメがある事をご存知だろうか?

そのグルメの名前は「鉄板麺」。「鉄板麺」はJR東中野駅東口から徒歩1分のところにある「大盛軒」でしか食べる事ができない、病みつきグルメだ。
IMG_4899

IMG_4900

お店の名前が大盛軒というだけあってお客のほとんどが男性である。お店に入るとすぐに目に付くのが1ガロン(3.8リットル)の巨大なタバスコだ。実はこのタバスコ、「鉄板麺」には欠かす事のできない調味料なのだ。

IMG_4906
鉄板麺とはアツアツに熱せられた鉄板の上に、キャベツが敷き詰められ、その上に茹でられた豚のバラ肉が載せられた、肉野菜炒めのような料理。

しかしこのお店独自のタレがかかっており、その味が鉄板麺たるゆえんなのだ。非常にさっぱりとした味付けで、見た目のボリュームとは裏腹に、いくらでも食べ進める事ができる。
IMG_4904

着席したら鉄板麺が来る前に、まずは食べ方を予習しておきたい。
IMG_4907
まず鉄板麺が目の前に届いたら、アツアツでジュゥジュゥと音をたてている鉄板の真ん中を、勇気を持ってかき分けて卵を落とすスペースを作らなければならない。
IMG_4913
その卵のスペースに生卵を割り入れたら、時間との勝負だ。お好みで添えられたニンニクチップとオニオンフライを加え、さらにタバスコを振りかける。好みのトッピングがおわったら一気に鉄板の中身をかき混ぜるのだ。

アツアツに熱せられた鉄板の上で、全ての具材とトッピングが絡まり合い、えも言われぬかぐわしい香りに包まれたら準備完了だ。

まずはそのままで味わってみてほしい。単なる野菜炒めともちがう、ファーストインプレッションは豚バラのウマミとキャベツの甘みが非常にマッチした味わい。
IMG_4919

そこへオリジナルのタレに投入したタバスコとニンニク&オニオンチップが絶妙な加減で絡まってくる。タバスコの酸味が少し熱を加えられてウマミへと変化し、さらにサッパリとした後味をもたらしてくれる。

まさに箸がとまらない味わいとはこのことだ。そんな最高のオカズと白飯との相性は言うまでもなく最高なのだ。
IMG_4918

さらにこのメニューは「鉄板麺」。この最高のオカズはラーメンとの相性もバツグン。あっさり味の昔ながらの醤油ラーメンとこの最高のオカズをあわせると、白飯とはちがう、別次元のウマさを体験させてくれる。
IMG_4921

白飯でも最高、ラーメンでも最高、まさに病みつきになってしまうレベルの味わいなのだ。このお店が多くの芸能人からも愛されているのも理解できる。

少し寒くなってきたこの頃。東中野でしか食べられないアツアツの病みつきグルメで、寒くなった体を暖めてみてはいかがだろうか。

Post: GoTrip! https://gotrip.jp/ 旅に行きたくなるメディア

お店 大盛軒 (オオモリケン)
住所 東京都中野区東中野1-51-1
営業時間 11:00~22:00
定休日 無休(年末年始は休業)

IMG_4905



この記事のお店・スポットの情報

お店・スポット名 : 大盛軒 (オオモリケン)

住所 : 東京都中野区東中野1-51-1