ちょっとシュールなタイの寺院に行ってみた

タイ王国のリゾート地、サムイ島にあるワット・プラヤイ寺院は、黄金に輝く大仏像が有名な寺院で、サムイ島の観光名所となっています。飛行場からもほど近いので、サムイ島への離着陸の際にその姿を飛行機から眺めることもできます。

元々漁村だったサムイ島に観光客が訪れるようになりだした1970年代に作られたという比較的新しい大仏様です。

高さは12メートルと鎌倉の大仏と同じくらいのサイズですが、階段を登った上に建てられているので、だいぶ迫力があります。近くで見てみると日本の大仏よりなんとなく親しみやすい表情をしています。

まわりのカラフルな装飾の中に、金ぴかに輝く大仏様は、おごそかというより、派手と言った方よいかも知れません。大仏の周囲を囲む回廊には鐘が吊るされていて、時計回りにまわりながら鐘をならしていくと願い事が叶うのだとか。

この寺院を訪れると気になるのが、大仏様から参道を挟んで向かいに並ぶ、何やら謎のキャラクターたち。

これはタイに伝わる人魚の出てくる昔話の登場人物たちだそうです。タイでは誰もが知っているポピュラーな昔話だそうですが、話を知らずに見ると、だいぶシュールですね。

サムイ島に行く機会があれば訪れてみてはいかがでしょうか。

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