静岡おでんの老舗!100年続く伝統の味を駄菓子屋「水野商店」で味わい尽くそう!
|日増しに寒さが身にしみるようになり、鍋やラーメンなど温かい料理が食べたくなる季節ですが、冬といえばやっぱりコンビニでも気軽に楽しめる「おでん」ですよね。
おでんは、主に関東の「東京おでん」と、関西の「関東炊き」として、冬の鍋料理の代表的存在として、多くの日本人に親しまれていますが、近頃は「ご当地おでん」として、ダシや味つけ、種ものなどに地域の名産を使ったご当地ならではの特徴あるおでんが増えてきています。
そんなたくさんある「ご当地おでん」の代表格とも言えるのが静岡市の「静岡おでん」ではないでしょうか?
・真っ黒いだし汁が特徴の「静岡おでん」は駄菓子屋でも食べられる!?
静岡で昔から市民に愛され、いまや静岡県を代表するご当地おでんとなった「静岡おでん」は、ダシを継ぎ足しながら毎日煮込んだ真っ黒なスープが特徴。さらに串に刺した種を、ダシ粉と青のりをかけて食べる魚系のうまみたっぷりのおでん、それが「静岡おでん」です。
そんな静岡おでんは、提供されるお店によって大きく2種類に分類されています。お酒を飲みながらおでんが食べられる「居酒屋系」と、駄菓子屋でおでんが食べられる「駄菓子屋系」です。
居酒屋や屋台などでおでんが食べられるのは、割と普通ですが、居酒屋だけでなく駄菓子屋でおでんを食べることができ、大人から子供まで幅広く市民に親しまれているのが、静岡おでんのもう一つの特徴となっています。
そこで今回は、駄菓子屋系おでんを代表する店の1つ老舗おでん屋「水野商店」をご紹介したいと思います。
・100年続く伝統の味!大正3年創業の老舗おでん屋「水野商店」
静岡市内にある駄菓子屋の「水野商店」は、ノスタルジックを感じさせるレトロな看板と店構えで、なんだか親戚の家におじゃましたようで、とても落ち着くことができます。
大正3年に創業した100年以上続く伝統あるお店で、あるテレビ番組が調査した結果、静岡市で一番古い静岡おでんのお店として番組認定もされたことがあるそうです。
店内に入ると、四角いテーブルには大きなおでん鍋があり、下から七輪でゆっくりと温められています。
おでん鍋の中のダシは、真っ黒でとても味が濃そうに見えますが、そんなことはなくダシが見事におでん具材に染み込んでおり、とても美味。特にオススメなのは、おでん鍋の底に沈んでいる色の濃いおでんです。
こちらのおでんは、1串あたり60円・70円と安く駄菓子屋価格となっており、値段を気にせず何個でも食べることができます。
駄菓子屋価格で食べることができる「静岡おでん」が食べたくなったら、東京・名古屋からそれぞれ新幹線で約1時間で行くことができる静岡市に、出かけてみてはいかがでしょうか?
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お店 水野商店 (みずのしょうてん)
場所 静岡県静岡市葵区本通2-2-17
営業時間 8:30~19:00
定休日 不定休