【東京で味わう地方グルメ】秋葉原で本格広島ラーメンが味わえるお店、秋葉原「らあめん広」へ行ってみた


広島ラーメンというラーメンのジャンルをご存知でしょうか。広島ラーメンは第二次世界大戦後の混乱の中で生まれた、いわば広島県民のソウルフードの1つです。

広島では原子爆弾の投下によって壊滅状態からの復興が始まります。

他の空襲を受けた都市と同じように、一銭洋食などの安価な粉物やホルモンなどの食べ物を供する闇市的な屋台が、駅などの人の集まる場所を中心として、そこら中に自然発生していきます。

その屋台の中に中国人の営む中華そばの屋台があったそうです。

その味に感動した日本人が、中華そばの味を見よう見まねで作り始めたのが広島ラーメンの原形であると言われています。

全国的には有名ではないかもしれない広島ラーメンですが、その広島ラーメンを味わえるお店が東京・秋葉原にあります。お店の名前は「らあめん 広」。

・広島ラーメンの進化系
実は広島にある元祖に近いと言われる広島ラーメンのお店にはチャーシューメン等のトッピングはおろか、そのままのラーメン以外のメニューは存在しません。しかしながら、こちらのお店には味玉やチャーシューなどのトッピングだけでなく、ラーメン以外のメニューが存在します。お客様のニーズに合わせた、いわば広島ラーメンの進化系と言えるのではないかと思います。

・王道の広島ラーメン
メニューの形態は違えど、味は本物。広島出身のご主人がつくりだす広島ラーメンは、王道とも言える味わい。醤油味のタレに豚骨、鶏ガラ、野菜などのスープが光る「醤油豚骨」スープ。様々な素材のウマミとコク、それを醤油のあっさりがウマく包み込む、非常にまろやかな味わいは、東京で、広島と同じ味わいが楽しめると広島県人からも愛される逸品に仕上がっています。

・ジューシーなチャーシュー
こちらの広島ラーメンの味わいをさらに高めているのがチャーシュー。柔らかく仕上げられたチャーシューはどこまでも滑らかで深い味わいです。スープとも麺とも相性抜群で、こちらのお店でラーメンを味わうのであれば、チャーシュー麺を味わう事をオススメします。

戦後の混乱で生まれ、今なお広島で愛され続ける、広島のソウルフードの1つとも言える広島ラーメン。

もし秋葉原に行く機会があれば訪れてみてはいかがでしょうか?

きっとそこには、他のラーメン店では味わえない、広島が生んだ味わいを感じる事ができるに違いありません。

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お店   らあめん 広
住所   東京都千代田区神田佐久間町2-25 梅屋ビル
営業時間 [月~金]11:30~14:00、18:00~22:00
     [土]  11:30~15:00
定休日  日曜日













この記事のお店・スポットの情報

お店・スポット名 : らあめん 広

住所 : 東京都千代田区神田佐久間町2-25 梅屋ビル